ミス慶応中止　広告学研究会の集団強姦は以前から: 夾竹桃日記

2016年10月19日

ミス慶応中止　広告学研究会の集団強姦は以前から

何度も取り上げている事件ですが、学生の無軌道な脱線ぶりと大学側の当事者意識を欠いた対応に呆れますので、今後も執拗に追いかけ、言及するつもりです

広告学研究会の悪行は今回に限った話ではなく、過去にもたびたびあったわけですが、それでも大学公認のサークルとして存続し続けてきたのには、何か事情があるのでしょうか？

ミス慶応コンクールを主催するだけなら、広告学研究会でなく、他の団体でも可能でしょう

さて、広告学研究会による強姦事件は過去にもあった、と産経新聞の記事が触れています

慶応大の広告学研究会（広研）で、未成年の女子学生が男子学生らに酒を飲まされ強姦されたとして神奈川県警が捜査を始めた問題は氷山の一角なのか。現場となった合宿所で加害者側は陵辱の様子を撮影していたとされるが、「同じようなことは１～２年前からあった」との証言も浮上、ほかにも被害者がいる恐れがあるというのだ。

加害者の男子学生が通学するという横浜市港北区の慶応大日吉キャンパスでは１６日、すべての卒業生を対象とした同窓会「慶應連合三田会大会」が開かれていた。参加していたＯＢの男性（４８）は広研について「自分が入学したのはちょうど３０年前だけど、そんなものがあることすら知らなかった」というが、いまや名門大に大きな傷をつける存在となった。

「とにかく広研の飲み会は荒れることで知られていた」とある男子学生は語る。

「新歓（新入生歓迎）コンパに参加した友人は、酒が進むにつれて、男子メンバーが酔った女子を１人ずつ別室に連れていくのを見たそうです」

一方、広研メンバーの友人がいるという別の男子学生は、今月４日に清家篤塾長名で解散命令が出た翌日に、メンバーの「主張」を聞いた。

「『女子学生と、加害者とされる男子学生らは関係を結ぶ上で合意があった』と話していました。女子学生が飲み過ぎて体調を崩し、翌日に病院に搬送された際、親に言い訳するために『レイプされた』と告げて大ごとになった、と。強姦の話が表に出てない時点でメンバー自らがそう明かしていたので、信じてもよいのかと思いました」

とはいえ、この男子学生は「酔っ払って正体が分からなくなった上での合意が、合意といえるのか」と疑問を呈したうえで、こうも話す。

「行為を撮影していたといいますが、同じようなことは１～２年前からあったようですよ。広研の人たちのなかで画像がＬＩＮＥでやりとりされていたと聞いています」

事実であれば、被害に遭って泣き寝入りしている女性が複数いることになる。そのメンバー内のＬＩＮＥは、問題が露見して以降、「箝口（かんこう）令」を敷くために利用されているというからあきれるほかない。

別の男子学生は「広研が大学の『公認団体』でなくなっただけであって、同じようなことはまた起こると思います」と指摘する。

酒を飲ませ、酔わせた上で強姦する手口で、さらには写真を撮って脅し、口封じをするという手口で何度も繰り返されてきたように思えます

インターネットでは広告学研究会のメンバーの名前が明かされ、犯行現場にいたとされる５人の特定も進んでいます

実行犯とされる１年生の２人は、いわゆるパシリなのでしょう

週刊文春などの報道からすると主犯格は宋治潤(ソンチユン)、日大一高出身で１浪後に慶應商学部に入学、現在は２年生なのだとか

さて、慶応大学にはハラスメントの相談窓口が各学部ごとに設置されており、「あらゆるハラスメントを許しません」と大学の方針を宣言しています

しかし、今回のような強姦事件の被害相談に大学側は真摯に対応しなかったのであり、上記の宣言は掛け声にすぎないと判明しています

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