TBS特番「退位される前に韓国訪問を」発言で波紋

TBSが天皇陛下の生前退位問題で特番を放送したのですが、その中で学習院時代からのご学友とされるジャーナリスト橋本明が、「退位されるまでは、まだ時間がある。その時間があるうちに、し残された仕事をやってほしい。それは韓国訪問だ」と発言し、波紋が広がっています
J-CASTニュースの記事を以下、引用します


天皇陛下の「やり残した仕事」 退位前「訪韓」に関心強める韓国メディア
(前略)
韓国訪問を提言したのは、天皇陛下の学習院初等科から大学までの「ご学友」として知られる、ジャーナリストの橋本明氏。16年8月8日夜にTBSで放送された特番で、沖縄、硫黄島、サイパン、パラオ、フィリピンなど「慰霊の旅」を続ける両陛下についてのVTRが流れた。直後に発言を求められた橋本氏は、
「天皇陛下は胸の髄まで平和主義者であります。その平和主義者である天皇の希望をまともに受けて、しっかりとした手を打つように、内閣に私は望みたいと思う。しかし、天皇には、これから本当に退位されるまでは、まだ時間がある。その時間があるうちに、し残された仕事をやってほしい。それは韓国訪問だ」
と述べた。橋本氏は「ご学友」であるだけに、天皇陛下の心中を忖度して発言した可能性もあるが、安住紳一郎アナウンサーは、橋本氏の発言には特にコメントせず、別の解説者に発言を促し、その後、「天皇訪韓」の話題は取り上げられなかった。
韓国メディアは、天皇陛下の訪韓を「宿題」と位置付けている。聯合ニュースは、ビデオメッセージに関連した報道として
「彼(天皇陛下)は日本が起こした侵略戦争で苦しんだ国や激戦地を回って犠牲者を慰霊し、平和と和解のメッセージを送った。韓国訪問は宿題として残った」
と伝えている。実際、天皇陛下は2015年にパラオ、2016年にもフィリピンを訪問しており、体力的な面からすれば、韓国訪問が不可能といえず、橋本氏は、この懸案解決を促したとも言える。
(後略)


この発言が波紋を広げたのは2つの理由があります
橋本明は共同通信の記者を長年務めた人物ですが、学習院時代のご学友という立場を利用し、皇室に関してあれこれ発言してきた経緯があります。中には事実に反するような与太話もあって、信頼できない人物というのがもっぱらの評判です
その橋本明が天皇陛下の心情を勝手に代弁するかのように、「韓国訪問」を口に出したことが反発を招いた、という側面があります
もう1つは韓国の前大統領李明博が、「痛惜の念などという単語ひとつを言いに来るのなら、訪韓の必要はない。(天皇が)土下座し、謝罪するなら韓国訪問を認めてやってもよい」と2012年8月に発言しており、これを契機に日韓関係が一挙に冷え込んだ経緯が、上記の橋本発言によって再び蘇ったためです
韓国側ではにわかに「謝罪のため韓国訪問」が、既成事実のように語られ始めています
しかし、どのような形の訪韓であれ、韓国では激しい「天皇批判デモ」が繰り広げられるのであり、実現は困難でしょう。反日を叫んで鬱憤を晴らそうという韓国人の気質が変化しない限りは無理です
韓国人にとっては反日を口実に大声でわめき、暴れ、物を壊し、馬鹿騒ぎを繰り返すのが快楽であり、娯楽なのですから

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