またあのホテルで大量盗難
昨年の夏、早稲田ゼミナールが志賀高原で実施した夏期講習中に、ホテルに預けた受講生340人分のスマートフォンや財布が盗まれる事件があり、未解決のままです
その「ホテルサニー志賀」でまた大量盗難があったと報じられています
ホテルでまた大量盗難、女子高生170人が被害
長野県警中野署は8日、同県山ノ内町の「ホテルサニー志賀」で、宿泊中だった高校生約170人の財布(現金約80万円在中)や、携帯電話などが盗まれたと発表した。
県警の発表やホテル、学校関係者によると、被害に遭ったのは川崎市内の私立高校2年の女子生徒で、6日から3泊4日の日程でスキー合宿のため宿泊。
財布などは学校側が7日午後10時頃に生徒から集めて袋に入れた後、段ボール5箱に入れてホテル側へ保管を依頼。ホテル関係者は事務所の床の上に置いていたが、8日午前7時半頃、なくなっていることにホテルの社長が気付いた。
事務所前には防犯カメラがあり、県警は確認を進めている。
同じホテルでは昨年8月、夏季合宿中だった東京都内の大手学習塾の中学生約340人分の財布などが盗まれる事件が起きている。
(読売新聞の記事から引用)
宿泊客から貴重品を預かりながら、しかも昨年大量盗難事件がありながら、事務所の床の上に放置していたという杜撰な対応に驚かされます
このホテルの社長をはじめ従業員には危機意識がまるでないようで、よくも平気でこんな扱いができるものだと言うしかありません
前回の大量盗難事件では、早稲田ゼミナールが被害にあった受講生に弁償を
実施しています。ホテルを貸し切りにし、早稲田ゼミナールの講師が貴重品を集めて管理していた、とされます。実態は鍵のかかっていないホテルの事務所脇に、ダンボールに入れた貴重品を放置しており、早稲田ゼミナール側の管理責任が問題になったからです(監視カメラを作動させていなかったという、ホテル側の落ち度はありますが。貸切状態だったから監視カメラを作動させなかったのか、そもそも誰がその判断を下したのかは報道で確認できませんでした)
しかし、今回はホテル側に貴重品を預けた形になっているのなら、ホテル側の管理責任が問われます
大量盗難事件があれば、ホテル側も改善策を講じるのが通常の対応でしょう
貴重品の保管場所を見直し、新たに施錠のできる区画を設けたり、監視カメラを設置するなど…
もちろん、そのためにはお金がかかるわけですが、信用を担保するためにも必要な投資です
こうした改善策を講じていなかったとすれば、宿泊するに値しないホテルだと見なさなければなりません。同時に、前回の事件も含めて従業員による犯行を疑わざるを得ないでしょう
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