茨城で誘拐計画の中国人を逮捕
近い将来、日本は少子化の影響で数百万人もの労働力不足に陥る、との予測がされており、対策として積極的に移民を受け入れるべきだとの意見が浮上しています
確かに移民受け入れも有効な対策なのでしょうが、移民してきた者が日本の社会になじみ、日本の法律・制度に従うかどうかは別の問題です
例えば日本に来て犯罪を繰り返し、不当な利益を得ようとする中国人も現実に存在するわけであり、治安を揺るがすような外国人受け入れ策には賛同できません
茨城県では中国人2名が男子中学生の誘拐を計画した容疑で、まもなく逮捕されると報道されています
茨城県鉾田市で、日本人の男子中学生を連れ去って親族から現金数千万円を奪う計画を立てたとして、茨城県警が身代金目的拐取予備の容疑で、中国籍の男2人を、今週中にも再逮捕する方針を固めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑での逮捕は異例。
捜査関係者によると、男2人は、いずれも中国籍の自称無職で、水戸市西原の李強(リ・キョウ)容疑者(25)と、鉾田市鉾田の王斌(ワン・ビン)容疑者(24)。
県警が11月11日、知人の中国籍男性(29)の手足を縛ってけがを負わせたとして、逮捕監禁致傷容疑で両容疑者を逮捕した際、王容疑者の自宅アパートや、李容疑者の所有する乗用車内から男子中学生を連れ去る計画が書かれた複数のメモが見つかった。
メモには「警察に知らせれば子供は死ぬ」などと家族を脅迫するための文言や、身代金の受け渡し場所を二転三転させて警察の捜査を攪乱する手法などが、中国語と日本語で書かれていたという。
県警では手口が詳細に書かれていることなどから、近く2人が犯行を実行する予定だったとみて予備容疑での逮捕を決めた。
(産経新聞の記事より引用)
「いまどき誘拐で金を手にするなんて、時代遅れだろう」と思われる方もいるのでしょう。確かに身代金の受け渡し方法など犯行には難しい面も多く、日本では金銭目当ての誘拐事件は少ないのが現実です(わいせつ目的の誘拐・連れ去り事件は頻繁に起きていますが)
しかし、外国に目を転じると、身代金目的の誘拐は珍しくありません
外国での誘拐事件の特徴は、脅しのため人質に平気で危害を加える点です
脅しのためなら手足を切り落とすくらい、当たり前のようにやってのけます
「警察に報せるな」は単なる脅し文句ではなく、警察に通報しようものなら容赦なく人質を殺害します。それが分かっているので、身代金を要求された側は警察に報せず、金銭で解決しようとするのが慣例化していると言えます
日本では過去、中国人が裕福な在日中国人を狙って誘拐事件を起こすケースが発生しています
そして今回は日本人を狙った誘拐事件を計画していたのであり、これは看過できません
他に犯行計画に加担した者がいないか、徹底した捜査を期待しましょう
(関連記事)
女児誘拐未遂の警察官起訴 「仕事のストレス」と弁解
わいせつ目的誘拐の警察官に執行猶予判決
今市女児殺害事件 犯行の状況
今市女児殺害事件 逮捕まで8年半
今市女児殺害事件 「物色中に偶然見つけた」
今市女児殺害事件 犯行を自供した男
女児誘拐殺人犯小林薫 死刑執行
倉敷女児行方不明事件 「自分好みに育てたかった」
女児トランク監禁事件で懲役3年の判決
広島小6連れ去り事件 初公判
市原市男児連れ去り事件を考える
小学生女児の裸を撮るため誘拐した学校教諭
小学校教頭が女子中学生を誘拐未遂・逮捕
女子中学生を誘拐したスケベ教頭 不起訴処分に
未解決の誘拐・失踪事件 庄山仁君失踪(昭和44年)