三菱の旅客機MRJに嫉妬する韓国の反応
三菱が開発したジェット旅客機MRJの初飛行成功のニュースは、日本の主要紙のトップを飾り、大々的に報道されました
これに対する韓国の反応をレコードチャイナが記事にしています
韓国の新聞による論評は、いつものように無駄に長い文章がダラダラと続き、インテリぶっているだけで中身のないものがほとんどですが、レコードチャイナのようなインターネットから拾ってきた反応というのは、短文ながら彼らの本音が強くにじみ出ているように感じられます
2015年11月11日、韓国・聯合ニュースは、三菱航空機が開発する日本初の国産ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」が初試験飛行に成功したと伝えた。
三菱航空機は2000年代初頭にMRJの開発に着手して以来、開発計画の変更など5回の日程延期の末、ようやく機体完成にこぎつけた。日本国産旅客機の試験飛行は1962年に国主導で開発した旅客機YS-11以後初となる。
長さ約35メートル、座席数70~90のMRJは飛行距離が約3400キロと比較的短く、近距離路線に適しており、海外競合他社の同等モデルに比べて燃費が20%程度改善されている。
三菱航空機はANAに2017年4~6月ごろ最初の納品を行う予定で、現在までに米国などの航空会社から407台を受注している。
今後は日本の国土交通省から安全性の認証を受けるために、日本と米国で計2500時間の試験飛行を経る予定だ。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「やっぱり日本は実力があるな」
「うらやましいばかりだ。韓国はいつになったら作れるんだろう?」
「韓国もその気になればできないことはない。何もうらやましがることはない」
「市民意識から科学技術まで、日本から学ぶべきことは多そうだ」
「そもそも韓国が日本をライバル視すること自体コメディーだ」
「日本はその気になれば大型爆撃機も開発できそうだ」
「中国が安い飛行機を作っているのに、今売り出して意味があるのか?」
「エアバス、ボーイングが二分している中・大型航空機市場に今から参入しようというのか」
「そういえば、YS-11は韓国にも意味が大きい飛行機だ。大韓航空がYS-11を購入して、米韓間の旅客機として使った。民間航空会社になって機材近代化で導入した機体だった」
「わが国も必ず旅客機を作らねばならない。早く研究を開始してほしい」
上記の記事の中に中国の開発している旅客機に触れた発言があります
たしかに安さを売りにした中国のARJ21(100席クラスの国内近距離向け旅客機)もありますが、いまのところアメリカやEUの安全認証を受けることはできないため、この旅客機は中国国内でしか運用できません。さらに主翼に亀裂が入る欠陥が露呈したため、問題が解決するまで完成機の納入は先送りされます
ARJ21はアメリカのマクダネル・ダグラス社の技術を元に開発された機体ですが、2008年の初飛行から数えて随分と歳月がたっているものの、いまだに商業飛行ができない状態です。それだけ旅客機の開発は難しいと言えます
しかし、上記の記事を読む限りいつものように、「日本にできて、韓国にできないはずがない」との意見が目立ちます
韓国はもちろん、ジェット旅客機の開発も研究も実施しておらず、技術の蓄積もありません。「やればできる」などという精神論が通用する世界ではないのですが、それが分からないようです
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