「K-POPはゴミ」と酷評する韓国研究家: 夾竹桃日記

2015年11月09日

「K-POPはゴミ」と酷評する韓国研究家

韓流ブームなるものが日本を席巻していたかのような報道が乱れ飛んでたのは、つい先日のように思うのですが、日本に定着したはずの韓流が今や見る影もない状態であるのは衆目の一致するところでしょう

もちろん、K-POPのスターが東京ドームでコンサートを開催したりはしていますが、それに一部のファンが熱心に通っているものの、社会的な影響力はすでに失われており、「ブーム」と形容するには無理があります

さて、こうした現状に反映するような記事を見つけましたので紹介します

学術界で韓流研究が増加、正統派学者が「ごみ同然の代物」と酷評―台湾メディア

2015年11月3日、台湾の聯合新聞網によると、世界各国で「韓流」を研究テーマとして取り上げる研究者が増えているが、正統派の韓国研究者が「韓国の流行文化の芸術的価値は高くない」とし、「こうした研究は面白く見えるかもしれないが、学術的価値はない」と批判した。環球時報が伝えた。

韓国を研究する学術会議は、これまで新儒家や韓国仏教、古代朝鮮の婚姻習俗などをテーマにすることが多かったが、近年は世界各地で、「韓流ドラマはなぜマクロ経済学理論の基本原則に反しているのか」や「韓国の女性アイドルグループは日本のグループよりも平均身長が高いから人気なのか」などの題材を扱う論文や専門誌が増えている。

韓国の高麗大学がこのほどドバイで第3回韓流研究発表会を開催した。150人の専門家が参加し、活況を見せたが、主流の正統派研究者はこうした韓流には研究対象としての価値はないと断じている。ブームはやがて下火になると予想され、研究対象としてもふさわしくないとの見方が広がっている。

米ワシントン大学で韓国の農村宗教や社会変遷を研究している専門家は、「韓流が多くの若い学者を引きつけているのは分かるが、自分の研究対象にはしないし、論文も読みたいとは思わない」とし、韓国の流行音楽については「芸術的価値を言えば、ごみでしかない」と酷評した。2013年にはソウル大学の専門家が、韓国ドラマの熱狂的ファンの多くは教育水準が低く、非現実的なストーリーに心を動かされやすい傾向があると分析している。

韓流研究が流行している背景には、韓国政府の意向で運営される研究機関が後押ししていることがある。高麗大学の「世界韓流研究協会」は2012年のPSY（サイ）ブームを受けて設立され、現在は20カ国以上に28支部が存在している。

（レコードチャイナの配信記事より引用）

相変わらずのレコードチャイナの配信記事（誰かの書いた記事の引用の、そのまた引用）です。裏付けの取材などなく、ただパソコンの前に座って、他社の配信記事をコピーしたり、切り貼りしているだけなのは毎度の話です

「芸術的価値を言えば、ごみでしかない」と発言した韓国研究者に直接取材をするでもなく、どこの誰であるかも不明です

しかし、世の中に「韓流ドラマはなぜマクロ経済学理論の基本原則に反しているのか」という論文を書いたり、「韓国の女性アイドルグループは日本のグループよりも平均身長が高いから人気なのか」などというテーマで研究発表を行う学会があるというのはネタとしては興味が湧きます（韓流には興味が湧きませんが）

学会と呼ぶより、学芸会のような気もします

朴大統領の提唱する「創造経済」によれば、韓流をさらに世界各国へ売り込んで大儲け、との狙いがあるわけですから、こうしたアカデミズムによる箔付けも必要なのでしょう

日本の学生が卒業論文に、「韓流ドラマはなぜマクロ経済学理論の基本原則に反して売れまくっているのか」とのテーマを取り上げようものなら、教授から指導が入るのは明らかでしょう

目下、人気を集めているK-POPグループがこの「防弾少年団」なのだそうですネーミングのセンスに爆笑してしまいそうですが、これが韓国人のセンスとしては格好いい名前なのでしょう

FOR YOU(Dance Ver.) / 防弾少年団