中国アニメ「雛蜂 -BEE-」日本で放送開始

しばらくアニメーションの話題から遠ざかっていました
中国アニメの「雛蜂 -BEE-」という作品が8月から日本で放送されているとの報道があります。中国系メディアが大きく取り上げているのですが、日本側ではほとんど話題になっていません


騰訊網は26日、中国国産アニメ「雛蜂 -BEE-」が7月23日に同国内で放送開始するとともに、8月3日には日本でも放送が始まるとし、中国と日本の反応を紹介する記事を掲載した。
昨年、「雛蜂」が日本上陸を発表した際、日本のネットユーザーによる反応は激しいものがあった。
そのこともあってか、今回の放送開始決定の情報に対する日本側の注目はそれほど高くない。
日本のネット上では「中国のアニメにとってはいいスタート」との声が出る一方、多くのネットユーザーが「日本のアニメ作品を模倣した可能性が高い」との認識を持っている。
ただ、作品の画風や設定などに不満はあるものの、多くの人は作品に期待しており、「良い作品ならばどこのものでも歓迎する」といった姿勢のようだ。
一方中国国内では、国産アニメの日本上陸ということでやはり話題になっている。
人物設定や画風、声優など様々な点から議論が展開されている。日本での放送は、中国アニメが日本の進んだアニメ制作の経験を吸収するチャ
ンスであるととも国外の視聴者に中国アニメの発展ぶりを見せる場にもなると言えるだろう。
作品に対する中国ネットユーザーからの批判的なコメントも少なくない。
しかし、それでもみんな国産アニメが早く「パクり」のレッテルから脱却することを望んでいるのである。
このニュースに対して、中国のネットユーザーからは具体的に以下のようなコメントが寄せられた。
「日本のアニメ色が強いけれど、中国アニメはまだ黎明期。うまくいけば、それは大したもんだ」
「たしかに、いいスタートだ。ただ、日本のテイストが強い中国アニメは、中国アニメ業界が台頭するまでパクりとみなされ続けてしまうのではないだろうか」
(ヤフーニュースの記事から引用)

あれこれ書くより、中身をまず確認しましょう

雏蜂 01 天使降临 |『雛蜂』01 エンジェル|B.E.E 01


平凡な高校生がある日突然、凶悪なテロリストの襲来に巻き込まれてしまう、という日本のアニメーションでもよくある展開です
これが面白いのかどうか、何とも言えません。テロリストがどのような武装で規模なのか確認しないまま突入する警察、というリアリティを欠いたストーリーはいまいちです
同じシチュエーションなら攻殻機動隊でもっと上手に描かれています
電子戦や諜報戦をビジュアル化して視聴者に見せる、という手法を実現した日本のアニメを見慣れた者からすれば「残念な作品」という評価でしょうか
ストーリーがどうなるのか、何話まで制作されるのかまだ分かりませんが(原作は中国で人気の漫画なのだそうです)、しばらく観察しようと思います
上記の記事では「放送開始」とありますが、インターネットでの配信のようです

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