安保法案反対デモ 「フランス革命前夜」と自画自賛

8月最後の日曜日、国会前に安全保障関連法案に反対する人たちが集まる集会が開催されました
「戦争させない、9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の発表では、参加者は約12万人なのだとか
以下、弁護士ドットコムの記事から引用します


国会正門近くに設けられたステージには、政治家や学者らが代わるがわる登壇して、安保法案反対を呼びかけた。
民主党の岡田克也代表は「こんな憲法違反の法案を通すわけにはいかない。
普通の国民が怒っていることを安倍政権にわからせないといけない」と強調した。
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は「こんな場にはあまり参加しないが、今回だけはなんとかして、いい加減でバカげた法案を阻止して、安倍政権を退陣に追い込みたい」と述べた。
池内了・名古屋大学名誉教授は「これほど国民をなめた法案はない。法案廃案と政権退陣が日本を救う道だ」と訴えた。
音楽家の坂本龍一さんは「政治状況ががけっぷちになって、日本人に憲法精神が根付いていることを示していただいた。フランス革命に近いことが今まさに起ころうとしている」と語っていた。


坂本龍一の「フランス革命に近いことが今まさに起ころうとしている」発言は、完全な自己陶酔でしょう
前に取り上げた、国会前でハンガーストライキを実行している大学生も同様ですが、自分たちの活動に酔いしれ、何やら達成感に浸っている姿は滑稽です
大学生が3日や4日、ハンガーストライキを実施したところで現実は何も変わらないのであり、変えられません。安倍政権は粛々と法案成立に向けて動くのであり、学生たちの前に膝を屈したりしないのです
もちろん学生たちは、「(そんな結果は)分かっている」と言うのでしょう
結果は分かりきっていても、自分たちが反対を叫び、ハンガーストライキをすることによって世の中の人が考え方を変え、反対に同調する人が増えるはずだとの考えなのかもしれません
自分としてはハンガーストライキをしている学生と議論し、彼らの考え方を改めさせようとする気持ちは皆無です
あるいは国会前に押しかけ、デモに参加した人たちを説得する気にもなりません
人それぞれに考え方があるわけで、それを無理やり変えるような説得など無用でしょう
記事の中に、「山本太郎と愉快な仲間たち」と組んだ小沢一郎が登場します
小沢一郎はかつて改憲論者であり、国連待機軍を設立して日本の若者を組み入れ、紛争地帯に派遣すべきだと唱えていた男です
それがどう考えが変わり、集団的自衛権やら安全保障関連法案に反対するに至ったのでしょうか?
変節漢の言い分など聞きたいとも思いませんが

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