安保法反対で学生ハンスト 夏休みの思い出づくり?

安全保障関連法案の成立を阻止するため、学生団体や労働組合、その他怪しい市民団体が加わって国会前でデモを繰り広げています
今回はさらに大学生4人がハンガーストライキを決行するのだとか
このニュースを見て、「夏休みの思い出づくりか?」と思ってしまいました
個人がどのような政治信条を抱くのも自由ですが、座り込みとかハンガーストライキとか、時代錯誤の抗議方法には苦笑するしかありません


安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒することを目的に8月27日(木)より国会正門前でハンガーストライキを決行することを発表していた現役の大学生たちによるグループ「学生ハンスト実行委員会」(正式名称「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」)が8月26日、新たな声明文を発表した。今回の声明文では、彼らがなぜ安保法案に反対し、ハンガーストライキという手段をとるのかが、彼らの安保法案に対する考え方とともにあらためて書かれている。
また彼らは8月24日、公式ブログで国会前での座り込みの時間の変更を発表した。
これまでは警備上の理由から、8月27日初日は午後2時から午後8時まで、2日目以降は午前10時から午後7時までの間座り込みを行い、夜間は屋内でハンストを継続する予定だったが、夜間も含めて24時間継続して国会前でハンストを実施する。場所は参議院議員会館前、ただし30日のみ10万人規模の国会前抗議行動に合流するため国会正門前に移動する。


公式ブログに掲げている声明文はいかのようなものです。長文なので引用は割愛します

「私たちはなぜ安保法案に反対し、ハンストを行うか」
安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会


声明の中で日米安保同盟を、「アメリカ主導の侵略戦争に日本が加担することで成立した欺瞞的な平和であったと言わざるを得ない」と決めつけ、イラク戦争やイスラム国掃討戦にも言及しているものの、反米プロパガンダでしかありません
これだけ長文の声明なのに、アジアで緊張をもたらしている中国によるフィリピンやベトナムへの「力の行使」にはまったく触れておらず、彼らの背後にいる政治勢力の色が透けて見えます
「アメリカと日本が悪いのであり、中国や北朝鮮は悪くないと考える連中」が、学生らを煽っているように映ります
ハンガーストライキも、「昔、安保で暴れたんだ」と自慢気に語る全共闘世代のおじいちゃんがそそのかしたのではないか、と思ってしまいます
9月になれば結果はどうあれハンガーストライキを終え、「目的を達成した」と自己満足に浸り、周囲からも「意義のある闘いだった」と賞賛され、夏休みの輝かしい思い出として記憶するのかもしれません
8月30日(日)には国会前で10万人を動員するデモが行われるそうです。笑うところは最初から「10万人デモ」と決っているところで、主催者側は集まるのが7万人であれ5万人であれ、「10万人が国会前に集まり、法案反対を訴えた」と発表するつもりなのでしょう

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