三島由紀夫を盗作した韓国の開き直りが酷い

韓国の人気女性作家が三島由紀夫の「憂国」を盗作し、騒動になった件を当ブログで紹介しました。盗作した
日本文学研究者金賢姫が、この盗作騒動について開き直りとも言える寄稿を韓国メディアに行っていますので取り上げます
元の寄稿は韓国語なので、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に貼られたロンメル銭湯兵記者の翻訳を引用します


(前略)
日本で最も近い外国が韓国だという点を勘案する時、韓国を舞台にした小説が明治・大正・昭和にかけて敗戦に至るまで現れないでいるということは、日本文学の性格をそのまま物語っている。日本人が韓国人に対して持つ偏見は、ヨーロッパ人がユダヤ人に対して持つ偏見のように色褪せることはなかった。
(中略)
このように韓国・日本関係で問題の糸口を握っている日本は、明治維新以来、西欧列強を文明の規格として近代化にだけ関心が集まっているために、韓国は蔑視と差別の対象を越えて、もはや嫌悪の対象になった。
事態がこの有り様に至ったが、本来、韓国の知識人集団(段落と学界)は日本の大衆文学を、あたかも韓国文学の滋養強壮制のように先を争って紹介するのに忙しかった。それが韓国人の情緒にどんな影響を及ぼすことが出来るかに対しては、すなわち薬の効能だけを宣伝して、その副作用や後遺症に対しては責任を負わない、非常識な慣行を守ってきたわけだ。
片方では日本軍慰安婦問題とか独島(ドクト)問題で私たちの民族の自尊感を最後まで守るという意志で闘争に立ち向かう人々がいるかと思えば、一部では日本の大衆文化があたえる甘みに陥って、抜け出すことができない人々がいる。
その人々の立場で見れば、外国文化を楽しむのに何の法や思想があるだろうか、と言うだろうが、まだ私たちの社会が日本文化を外国文化として楽しむには、両国間の関係はそれほど平坦でないのである。
しかも、今回のシン・ギョンスク盗作問題のような作品が広がってはいけない。36年の恥辱の歴史が今も立ちはだかっているが、盗作という汚名まで受けるならば、その分だけ私たちが日本に対して身動きする幅が減ることだろう。
韓国文学は他人の文学を真似てはいけないが、特に日本文学を扱う時は、私たちの古代先祖の魂に墨を塗ることにならないのか、そこから確かめてみなければならない。過去の百済の使節・阿直岐と王仁博士ではなかったとすれば、彼らに「ガーナ」という文字が妥当するのにやしただろうか(記者注:すみません、訳せませんでした)。
考えて見れば、三島由紀夫も村上春樹もその庶子に過ぎないのに、なぜ本来の赤子である私たちが彼らの毒文に感染してばかりいるのか、じっくり振り返る時期である。
(以下、略)


いつものように無駄に長い文章です。日本文学研究者とあろう人物が、その大部分を日本に対する恨み辛みで埋めているのですから、うんざりします
長々と書いていますが、前半は近代日本文学に朝鮮は無視されてきたことへの恨み節であり、この認識だけで彼女の研究者としての資質の乏しさが露見します
最後の部分に、「三島由紀夫も村上春樹もその庶子に過ぎないのに、なぜ本来の赤子である私たちが彼らの毒文に感染してばかりいるのか」と書き、日本の文学を全否定するかのような毒を吐いており、これも研究者としての資質を疑問視させる発言です
韓国の日本文学研究とは、個々の作家にイチャモンをつける仕事なのでしょうか?
上記の文脈は、韓国こそ(中国)文化の正統な後継者であり、日本は継子にすぎないとする中華思想の発露です
別に日本は中国文化の継承者を気取っているわけではないので、こうした中華思想に毒された韓国の研究者の発言など滑稽に映るだけです
日本文学の研究者ならば多少なりともまともな意見を述べるのかと思いきや、この内容です。文学研究の方法論も思想も欠いた人物が無駄な口上を述べ、何かを指摘した気分になっているのであり、「ああ、やっぱり韓国か」と思わざるを得ません

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