嶋大輔 政治家断念し芸能界復帰
2013年の夏、参議院選挙への立候補を表明して芸能界隠退を宣言した嶋大輔がなぜか「芸能界復帰」と報じられています
「男の勲章」のヒット曲で知られる元歌手で俳優の嶋大輔(51)が13日、フジテレビ系の情報番組「直撃LIVEグッディ!」(月-金曜、後1時55分)に生出演し、芸能界復帰を発表した。
グレーのスーツにノーネクタイ、黒ぶちメガネ姿でスタジオに登場した嶋はまず「このたび、私嶋大輔は、恥ずかしながら芸能界に復帰させていただくことになりました」と一礼した。
嶋は2013年4月に芸能界引退を表明し、政界転身を発表、その夏の参院選出馬の意向を明らかにした。しかし当てにしていた自民党の公認が得られなかったことから出馬を断念した。
その後の2年間は収入面でも苦しく、家も売った。しかし夫人は「何も言わずに付いてきてくれた」、また中三の長女は「パパ頑張って」と応援してくれたという。
(デイリースポーツの記事から引用)
家族の支えという美談はともかく、政治家を志しておきながら断念した背景がどうにも不明確であり、「何をいまさら」と思ってしまいます
ちなみに芸能界引退の会見を報じた記事では以下のようになっています
「きょうを持ちまして、32年間お世話になりました芸能界を引退します」。
冒頭できっぱり引退を宣言した。「3年前に今のままでいいのかと思った。2年前の震災をきっかけに、教育やいじめ問題に取り組みたいと思い、法案を作れる国会議員になりたいと考えるようになった」と以前から政界転身を考えていた。「いじめ撲滅という活動をしてきましたが、自分が表に立ってできることとして、政治をしようと思いました」と決意を固め、政治理念は「いじめられない環境づくり」と話した。
(中略)
今夏の参院選に自民党から立候補するとみられるが、今後については「全く白紙です」。年内の出馬にも「まだ考えておりません」。一方で、政治家を目指すきっかけは、3年前に知り合った自民党議員の影響が大きいと認めた。「身近で活動を見て勉強になり、過去には後援会にも所属していた」と自民党との深い関係を匂わせたが「まだ党も考えていない。今は出馬とかではなく、自分にできることを一歩一歩やっていきたい。(自民党から)話があればありがたいが、今のところは白紙です」と慎重に話した。
(2013年4月、オリコンスタイルの記事から引用)
結果として自民党の公認は得られず、立候補を断念しています。無所属で立つという選択肢もあったのですが、自民党からの資金面・組織の支援がなければ立候補の目処が立たなかったのでしょう
しかし、嶋大輔は駅前に立って自らの政策を訴えるといった活動はしておらず、本気で政治活動をする気があったのかは疑問です。額に汗して有権者に訴えて回るといった地道な活動より、元芸能人として講演やら小学校訪問といった汗をかかない活動をしていたように見受けられます
2013年夏の参議院選挙でも各政党は芸能人擁立を試みたのですが、人選の基準は厳しかったようです
嶋大輔については、「政治活動の実績がない」との理由で候補者選考から漏れたと書いているメディアもあります
平素からどれだけ真剣に政治活動に取り組んでいるかが問われるのであり、思いつきで政治家転身を目指しても周囲からは認められないのでしょう
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