台湾のボーカロイド「心華」が中国大陸に攻め込む
中国のアニメ関連情報を発信している『中国アニメブログ ちゃにめ』さんの掲載記事で、台湾のボーカロイド「心華」が中国でビジネス展開を始める、とありましたので紹介します
その前に台湾のボーカロイド「心華」とは何か、触れなければなりません
まずはそのオリジナル曲のプロモーションビデオを御覧ください
【心華】御守【中文原創PV】
初音ミクの人工的な声とは別の、あくまで人間が歌っているような声を目指しているのでしょう
公式サイトから引用すれば、「日本の企業株式会社ガイノイドが企画制作を行い、ヤマハ株式会社の歌声合成技術であるボーカロイド技術を使用したこのソフトウェアは、台湾の企業である華創文化有限公司が発売」しているものです
キャラクターデザインは「化物語」などで知られているイラストレイターVOFANが担当し、声は台湾在住の王文儀の歌声を元に開発されているのだそうです
では、この台湾生まれのボーカロイド「心華」が、どのように中国での展開を目指すのか、『ちゃにめ』さんの記事を参照願います
台湾ボーカロイド「心華」が中国に初上陸するようですが、その代理企業が斜め上すぎる・・・
記事を読むと各種バーチャルアイドルが相次いで登場し、ちょっとした戦国時代に突入している様子が伝わってきます
そこで『ちゃにめ』さんの懸念、「ボーカロイドがバーチャルシンガーとしてではなくバーチャルアイドル」として売り込まれて、結果として楽曲のクオリティが疎かになってしまう展開は残念ながらその通りなのでしょう
バーチャルアイドルのコンサートでは楽曲のクオリティより、観客を驚かせる数々のギミックの方が注目され、話題になる可能性が大です
さて、「心華」は中国でのビジネス展開を成功させられるのでしょうか?
紹介されている中国のボーカロイド「紫嫣」のライブは以下の様な盛り上がりっぷりです
我是誰的女朋友 - 演唱 : 紫嫣 Violet
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