韓国「天才数学少女」の嘘がバレて大騒ぎ: 夾竹桃日記

2015年06月11日

韓国「天才数学少女」の嘘がバレて大騒ぎ

韓国メディアは「天才少年」報道が大好きのようです。「韓国人は世界一優秀な民族」を自称するだけあって、天才少年・天才少女を取り上げた記事が読者ウケするからこそ、その報道も過熱するのでしょう

ところが、「史上初のハーバードとスタンフォード同時入学」と騒がれた天才数学少女を持ち上げる報道がウソだったとバレ、大騒ぎなっているのだそうです

韓国・国民日報は１０日、世界的な名門で知られる米・ハーバード大とスタンフォード大に同時進学が決まった“韓国人天才数学少女”の話が、事実ではないことが明らかになったと報じた。大学側は、韓国人少女がもらったという大学合格証が偽造されたものだと明らかにしている。

記事によると、“韓国人天才数学少女”は米国バージニア州のトーマス・ジェファーソン科学技術高校に通う３年生で、ハーバード大とスタンフォード大からそれぞれの学校を２年ずつ通う特別なプログラムに招待されており、マーク・ザッカーバーグからも研究に誘われたということを多くの韓国メディアが４日に報道していた。

だが、ハーバード大は「大学合格証が偽造された」と発表し、スタンフォード大は「合格証を送っていない」と否定している。

裏付け取材もせず、偽の合格証をチラつかせた高校生を「天才数学少女」と持ち上げてしまったようです

別の報道でもう少し詳しい経緯をたどってみましょう

ワシントンDC近郊の名門高校バージニア州トーマス・ジェファーソン科学高等学校卒業予備生のキム・ジョンユン(米国名：サラ・キム)さんのこのようなストーリーは1週間前、ワシントンDC中央日報に初めて報道された後、韓国の報道機関がいっせいに大きく扱って話題になった。

当時の記事はキムさんがハーバードに早期合格した後、スタンフォードとMIT、カルテクなどからも全部合格通知を受け、特にハーバードとスタンフォードは取り合いになって結局、両大学の合意の下、スタンフォードで初期1～2年、ハーバードで残り2～3年の勉強ができるようにしたと伝えた。

特にMITのピーター・カーシバリー教授とスタンフォードのジェイコブ・フォックス教授、ハーバードのジョセフ・ハリス教授はキムさんが昨年MIT数学研究プログラムに提出した論文の天才的才能を絶賛し、これがキムさんをめぐる名門大学のスカウト合戦につながり、さらにフェイスブック創立者のザッカーバーグ氏もキムさんに電話をかけてきて会おうと言い、関心を示したという内容だった。

しかし、このようなニュースが知らされた後、トーマス・ジェファーソン科学高校の学生たちと父兄がその内容の信憑性に疑問を提し、ワシントンDC韓人社会で論議が続き、これにハーバードとスタンフォードなど該当大学側がキムさん関連のストーリーは事実でないと明らかにした。

なぜこんな簡単にバレる嘘をついたのか、不可解です

ハーバード大やスタンフォード大に進学できない時点で嘘が露見するわけで

嘘に驚いた韓国の大学が、「そんな天才少女なら学費を免除するから、ぜひともうちの大学に入学して欲しい。奨学金も出すから」と、破格の条件でも提示すると思っていたのでしょうか？

偽の合格証を見せびらかした以上、人を騙す意図があったのは確実です。メディアが勝手に報道したと言い張り、被害者になりすますのは不可能です

これに懲りて天才少年・天才少女を持ち上げる報道を自粛するよう、韓国メディアには進言したくなります（まあ、無駄でしょうが）

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