韓国ボーカロイドはバーチャルアイドル?
ボーカロイド関連ネタも最近はチェックしていませんでした。台湾生まれのボーカロイド「心華」を取り上げたついでに、情報をざっと整理してみました
YouTubeで検索する限り、韓国のボーカロイドK-GINIの動画は1本だけであり、もう見捨てられてしまったようです
逆にSeeUはK-POPとのコラボレーションという形で存在しているようですが、これはもはやボーカロイドではなく、単なるバーチャルアイドルでしょう
(SBS Gayo Daejun 2012) SeeU and GLAM - I Like That
グループのグレム(GLAM)とボーカロイドキャラクター・シユ(SeeU)が、22日に放送されたSBS の『人気歌謡』で幻想的な舞台をお披露目した。
『人気歌謡』に出演したグレムのメンバーたちは、シユと一緒にタイトル曲の『PARTY(XXO)』、『グラマラス』を熱唱した。
特に注目を集めたのはボーカロイドキャラクター・シユの登場だった。ボーカロイド・シユはホログラムで具現され、グレムのメンバーたちと一緒に振付をこなして視聴者の視線を集めた。
ボーカロイド(VOCALOID)は日本のヤマハ株式会社が開発したプログラムで、作曲可能の音声合成ソフトウェアだ。歌詞とメロディーを入力すれば仮想のボーカルが歌う一種の仮想楽器(VSTi=Virtual Studio Technology instrument)で日本でセンセーショナルな人気を呼んでいる。
この日の舞台はメンバーのダフィが韓国版ボーカロイドイの音声提供者として参加、縁となって演出された事が伝えられた。
ボーカロイド・シユの舞台に接したヌリクンたちは、「マジで新鮮だ」、「ワオ、びっくりしたぜ」、「ダフィがシユの音声提供者だったのね」などの反応を見せた。
(韓国メディアの報道より)
ただ、この報道も2012年の記事であり、最新の情報というわけではありません
YouTubeを見る限り、K-POPを歌ったり初音ミクの曲をSeeUに歌わせるているものが多く、オリジナル曲をみんなで提供し盛り上げようという動きはないのでしょう
もちろん、ボーカロイドSeeUがフランスのジャパン・エキスポで単独公演など実現させようものなら、韓国メディアは「本家の日本に勝った」と提灯記事を書きまくると思われます
ともあれ、韓国にはボーカロイドというテクノロジーを活かし、新たなエンターティメントを創造しようとする気概はないようであり、ムーブメントとして裾野が広がる可能性も乏いように見えます
朴大統領の提唱するところ、「創造経済」の一端を担う役割くらいは果たして欲しいものですが…
韓国の芸能界にすれば既存のK-POPアイドルを売るのに必死であり、ものになるかどうかも分からないボーカロイドにかまけている余裕はない、のでしょう
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