大商大拳法部 全裸シゴキで主将ら3人逮捕
春のこの時期、大学では新入生歓迎会と称して未成年者に飲酒を強要して死亡させたり、体育系の部活では新入生をシゴキで死亡させる不祥事が発生します
本来高等教育機関であるはずの大学でこうした事態が繰り返されるのは、大学生とは名ばかりの未熟な学生に自治という名の放任を許すからなのでしょう
さて、大阪商業大学では日本拳法部の合宿で暴力沙汰があったとして、主将ら3人が逮捕される事態になっています(事件そのものは3月に起きています)
大阪商業大(大阪府東大阪市)の日本拳法部で部員が頭突きされる暴力行為があったとされる問題で、2年生の男子部員(19)の顔面を浴槽に沈めたり、頭突きしたりするなどの暴行を加えたとして、大阪府警捜査1課と布施署は10日、傷害や強要容疑などで同大4年で同部元主将、矢田秀人容疑者(21)ら元部員3人を逮捕した。
他に逮捕されたのは同大3年、井上直也容疑者(20)と同大2年の少年(19)。矢田容疑者はおおむね容疑を認め、「態度が生意気だと思っており、下級生に示しがつかないと思った」などと供述。ほかの2人は容疑を一部否認している。
逮捕容疑は3月6~8日、同大の学生会館で合宿中、男子部員の顔を浴槽に数回沈めたほか、全裸にさせて下半身を他の部員に押しつけることを強要。顔面を殴ったり、頭突きしたりするなどの暴行を加えて軽傷を負わせたとしている。
府警はこのほか、19~21歳の部員2人も事件に関与したとみて、暴力行為等処罰法違反容疑で書類送検する方針で、日常的な暴行がなかったかも調べる。
【産経新聞の記事から引用】
こうして名前が挙がっているからには、4年生になって就職活動に励んでも採用してくれる企業は皆無でしょう
大学側の対処としては、日本拳法部を無期限活動停止にしたそうです。また、逮捕された3人を含む拳法部の学生7人を無期停学にしているのだとか
冒頭で、「大学生とは名ばかりの未熟な学生に自治という名の放任を許すから」と書いたわけですが、もちろんそれだけが原因ではありません
全裸にして性行為の真似を強要しているところからすれば、元主将らには同性愛願望のようなものがあったのでしょう(もちろん本人たちは否定するのでしょうが)
上級生との立場を利用して下級生を好きなようにもてあそびたいからこそ、こうした行為に走るものと解釈できます
拳法部としてのけじめがどうのこうの、とは建前に過ぎないのであり、自分の欲望を満たすため下級生に全裸になるよう命じていたのだと指摘して間違いないありません。そして問われるべきは、その歪んだ性欲の方です
性的マイノリティとして同性愛者を否定したり揶揄するつもりはありませんが、自分の欲望のために他者を支配し、従属させようとするのは犯罪行為です
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