小渕優子議員の秘書を起訴 政治資金規制法違反
政治資金規正法違反の疑いで捜査を受けていた小渕優子衆議院議員は不起訴となりましたが、政治資金を直接管理していたとされる秘書2人が在宅起訴されました
疑惑が持ち上がった時点で小渕議員は経済産業相を辞任しています。本人はそれで責任をとったつもりなのでしょう。しかし、秘書2人の起訴で野党からは議員辞職を求める声が高まるものと予想されます
産経新聞が起訴された2人の秘書と小渕議員の関係を記事にしていますので、一部を引用します
(前略)
小渕氏は衆院選で次点候補を9万票引き離し、約11万票で当選。群馬県高崎市の事務所では万歳三唱は控えたが、集まった支持者に笑顔を振りまき、復活をアピールした。
一方、折田被告は昨年10月の町長辞職以降、公の場に一度も姿を現していない。しかし元事務所関係者は「小渕氏の遊説を担当したのは折田被告の腹心だった。折田被告の影を感じた」と話す。
小渕氏のことを「姫」と呼んでいたという折田被告。父、恵三元首相の初当選の頃から秘書となり、30年以上にわたって父娘2代に仕えた。恵三氏の死後、他の古株秘書が次々と引退する中、平成19年の群馬県知事選で地位を固めた。ある県議は「苦戦が伝えられた現職知事を当選させた。その後の関連選挙では必ず折田被告が陣頭指揮を執り、誰も頭が上がらなくなった」と明かす。
問題発覚後、町長辞職前の折田被告は周囲に「俺がやるしかねえ」と漏らしていた。
事務所関係者は「姫の身が危なくなったので城代家老が腹をくくったのだろう」と心情を察する。
ともに在宅起訴された加辺(かべ)守喜被告(62)も父娘に仕えたベテランだった。
26年まで小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の会計責任者を務め、東京事務所では地元団体のチェックを担当。同会からの架空寄付には加辺被告が関与したとみられる。
(後略)
「姫」だの「家老」などどうでもよい話です。折田被告らは政治資金の管理を独占し、小渕議員には触れさせなかったものと推測されます
政治資金の裏工作に小渕議員を関与させたくなかったとも考えられますし、自分たちの都合の良いように金を動かしたくて小渕議員の手が及ばないようにしたとも考えられます
さらには小渕議員の不満を解消するため、政治資金から数十万円単位の金を渡してブランド物の購入などさせていたのではないでしょうか?
つまり小渕議員は政治資金を財布替りに利用し、好き勝手にしていて、その管理状況、内訳までは知らされていなかったと
大臣辞任の際にも、「(政治資金管理については)わからないことが多すぎる」と発言しており、蚊帳の外に置かれいたも同然だったように見受けられました
もちろん小渕議員を擁護する気はなく、政治資金を管理していなかったのは無能過ぎると言わざるを得ません
今回は不起訴となり、刑罰には問われないとしても、政治的道義的な責任は果たすべきであり、議員辞職が当然でしょう
ただし、政治資金の流れを全く掌握していなかったのですから、説明責任を果たせと要求しても無理です
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