神戸小１女児不明事件　わいせつ目的で起訴: 夾竹桃日記

2015年02月02日

神戸小１女児不明事件　わいせつ目的で起訴

先月末から今日までにかけて、これまで経過を注視してきたいくつかの事件に関する報道が相次いでいます

順番に取り上げていきましょう

まずは昨年９月、神戸市長田区で発生した小学１年生女児殺害事件の続報から言及します

殺人と遺体遺棄容疑で起訴されていた君野康弘容疑者について、神戸地検はわいせつ目的誘拐の嫌疑でも追起訴する方針だと報じられています

神戸女児殺害　君野容疑者をわいせつ目的誘拐で追送検

神戸市長田区で昨年９月、市立名倉小１年の女児＝当時（６）＝が殺害された事件で、殺人などの容疑で逮捕された無職、君野康弘容疑者（４８）について、兵庫県警がわいせつ目的誘拐と死体損壊の疑いで追送検したことが３０日、捜査関係者への取材で分かった。神戸地検は同日、殺人と死体遺棄と合わせて起訴するとみられる。

君野容疑者は昨年９月１１日、女児に「絵のモデルにならないか」と声をかけ、自宅に連れ込んだ。女児は同２３日、近くの草むらで遺体で見つかった。

君野容疑者は動機について、「わいせつ目的ではない」などと説明していたが、県警と地検は遺体の状況などから、わいせつ目的の可能性が高いと判断したとみられる。

（産経新聞の記事より引用）

君野容疑者については知的障害、あるいは精神障害の疑いもあったため、１月末まで鑑定留置が行われていました。その結果、責任能力に問題はないと神戸地検は判断し、殺人と遺体遺棄で起訴しています

具体的な捜査の内容については明かされていないのですが、断片的な報道からすると君野容疑者に小児性愛を示唆するようなエピソードはなかった、とされます

低年齢の女児に対するわいせつ行為が発覚したり、児童ポルノに類する品を所持していなかった、という話なのでしょう

ただ、小児性愛者ではなかったとしても小学生の女子児童に手を出す大人はいるわけであり、むしろそちらの方が多いのかもしれません

大人とこどもの体格差、体力差を利用し、相手はこどもだからどうにでもなると思ってわいせつ行為に走るケースが考えられます

君野容疑者が小児性愛者ではなかったとしても、「絵のモデルにならないか」と誘いをかけたのは、服を脱がせる口実だと推察されます

相手はこどもだからどうにでもできると犯行に及んだものの、実際には抵抗されるなどして思い通りにはならず、手に余って殺害してしまったのではないでしょうか？

公判の場で君野容疑者が何を語るのか、注目しましょう（内心を言語化するのは不得手な人物のようなので、どこまで事件の真相を語れるのかは疑問ですが）

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