竹島での観光施設建設を取りやめた韓国政府
日本ではほとんど注目されないニュースでしたが、韓国政府は竹島に建設を予定していた「入島支援センター」の建設中止を発表しています。「入島支援センター」は竹島を訪問する韓国人観光客をサポートするとの名目で計画され、韓国の領有権アピールという狙いもこめられていました
当然、日本政府はこの建設に反対し、韓国側へ両国間の関係悪化を招くとの懸念を伝えていました
建設見送りは朴大統領の判断によるものと考えて間違いないのでしょう
ですが、この判断を巡って韓国内では批判が湧き上がっているようです
まず菅義偉官房長官は11月5日の記者会見で、「建設中止は冷静かつ平和的に紛争を解決すべきという日本の考えが受け入れられた結果ではないか」とコメントしたのがきっかけで、「日本側は韓国が譲歩したとみなしている」と韓国メディアは反応し、騒ぎ出しました
反日政策は韓国政府の主導によるものですが、韓国のメディアもこれを煽るような報道を繰り返し、国民ウケを狙っているのが実情です
「日本に譲歩した。政府は弱腰だ」とするメディアの見方を韓国政府は否定していますが、収まりはつかないようです
韓国の野党側は政府を攻撃する材料としてこれを利用し、首相の辞任を要求する構えです。さらに与党内からも政府への批判が飛び出しているとの報道がありました
与党のセヌリ党キム・ウルドン(金乙東)最高委員は6日、政府が竹島の入島支援センター建設を保留したことに対し「我々の領土である独島(竹島の韓国名)に施設を建設するというのに、なぜ日本の顔色を伺わなければならないのか」と批判した。
キム最高委員はこの日の国会で開かれた最高委員会議で「侵略国である日本は我々に対しひどく刺激しているのに、むしろ被害国である我が国のほうが手を放そうということは納得できない」と述べた。
さらに「独島は歴史的にも国際法的にも明白な我々の領土である。政府の決定は本当に残念だ」と指摘した。
続けて「勝手な日本の挑発を粉砕するためにも、独島の東島(女島の韓国名)頂上にはイ・スンシン(李舜臣)将軍の銅像を、西島(男島の韓国名)にはアン・ジュングン(安重根)義士の銅像を建て、これを通じて独島の領土保護に対する意志を確固たるものにしよう」と提案した。
(WoW!Koreaの配信記事より引用)
「李舜臣と安重根を持ち出せば、日本がこれを畏怖するに決っている」という頭の悪い考えに取り憑かれているのが垣間見えます
ベテラン政治家でもこの程度の思慮しかないわけで、反日政策が手段ではなく目的化してしまい、自らの手足を縛っているのを理解していないのでしょう
日本と敵対することが良いのだ、と韓国の政治家も国民も思い込んでいるのですから、両国間の関係完全など望めません
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