「覚醒剤使用は眠気覚まし」と言い張ったASKA被告
覚醒剤と合成麻薬MDMAの使用容疑で起訴されたASKAこと、宮崎重明被告の公判が東京地方裁判所で開かれました
さまざまなメディアが報道しているように、宮崎被告は共に逮捕された愛人である栩内(とちない)香澄美被告とのドラッグセックスに溺れて、覚醒剤や合成麻薬の使用を繰り返したと見られます
しかし、公判では検察官の質問に頑強に抵抗し、ドラッグセックスのために覚醒剤や合成麻薬を使用したことはないと断言しています
(引用元記事が削除されました)
麻薬の常習者がその使用目的や、使用回数などについて事実を認めるのは稀であり、嘘をつくのは珍しくありません。あるいは購入ルートを明かすのをためらい、「新宿で外国人の売人から買った」などと曖昧な供述でごまかそうとするのもしばしばです
宮崎被告の言う、「覚醒剤の使用をやめると眠気に襲われるので、それが嫌で使った」との供述を額面通り受け止める人はいないと思います
覚醒剤や合成麻薬を自ら買い求め、使用した事実は認めながらも、おそらくは歌手としてのプライドを守りたいがゆえに、「愛人とのドラッグセックスに耽溺して覚醒剤を手放せなかった」とは断固として認めなくないのでしょう
ですが、嘘の積み重ねで裁判を乗り切ろうとする姿勢ばかりが目立つ宮崎被告には、「本当に反省しているのか?」と疑問を抱かざるを得ません
むしろ、覚醒剤の使用動機などごまかし、裁判で執行猶予さえ得られればそれでよいとする態度は反省と呼べるものから程遠く、今後も麻薬使用に耽溺する可能性を感じさせます
杓子定規に前例を踏襲するならば、過去の覚醒剤事件の判例に照らし宮崎被告は「初犯だから執行猶予」になります
しかし、そんな裁判の結果、覚醒剤使用者の多くが再犯に走っており、刑事政策としては大間違いであるのは明らかです
宮崎被告はお金があるので立派な病院に入院し、治療を受けることができるわけですが、覚醒剤使用を反省していない現状では退院後、再び覚醒剤に手をつけるものと予想されます
執行猶予は本人に更正の機会を与えるとは限らず、かえって「裁判なんてちょろいもの」との思い上がりを植え付ける危険もあります
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