号泣会見県議の疑惑続々
政務活動費支出問題で号泣記者会見をやった野々村竜太郎県議会議員は、その会見動画がYouTubeにアップされ、今や世界的有名人になってしまいました
しかし、政務活動費を巡る疑惑はますます深まるばかりであり、金を返せば済むというレベルの話ではなくなっています
朝日新聞は鉄道が運休した日に城之崎温泉へ日帰り出張していたことになっていると追及しています
会見で野々村氏が「特急のグリーン車を利用した」とした昨年度195回の日帰り出張。領収証代わりに野々村氏自身が出した「支払証明書」によると、昨年9月2日は西宮市と城崎温泉(兵庫県豊岡市)を往復したとしているが、当日は大雨で大阪や神戸から城崎方面に向かう特急は始発から夕方まで運休した。
(朝日新聞記事より)
さらには収支報告書によると、切手代として135回にわたり計約176万2700円を支払ったと記載されており(これには神戸市内や大阪市内の金券ショップの領収書付き)、これもはなはだ不自然です
県議会議員が政治活動報告と称して有権者へ葉書を送るのはよくあるのですが、殆どの場合料金別納の手段をとります。葉書1枚1枚に切手を貼るのは手間がかかりすぎるからです
してみると野々村県議が176万円分もの切手を何に使ったのか疑問であり、金券ショップで転売してその金を着服したと考えるほかなさそうです
野々村県議はその議員特権をフルに活用して私腹を肥やしていた可能性があり、これは刑事事件として告発されてしかるべきでしょう
また、兵庫県議会もこの疑惑を放置せず、議会としてしかるべき対応をしてもらいたいものです
日本に地方自治制度が根付いて随分になりますが、こんな議員が蔓延っているのは哀しい現実です。有権者が議員活動をチェックし、ダメ議員を排除するしかありません
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