「ワンピースに学ぶ反日問題」
マンガや人気アニメを引き合いに出して政治や国家関係を論じる試みがしばしば試みられるものの、核心を衝くどころか本質を見失ったイタい主張の羅列で終わる場合も少なくありません
今回はフリーアナウンサーとして知られる長谷川豊の著作『ワンピースに学ぶ反日問題』(ヴィレッジブックス)を取り上げます
長谷川豊と聞いても、自分などは「女子アナウンサーがどうした、こうした」という軽薄な記事を書いている人物との印象しかなく、そのような人物がなぜ「ワンピース」と「反日問題」を絡めて論じようとしているのか、とても不思議な気がします
以下、リテラに掲載された記事を参照願います
『ONE PIECE』は“反日”を乗り超えるための書だった?
中身は肩透かしを食らったかのような空論です。「爺ちゃんに言えよ」で解決するなら誰も苦労しないわけ…
中国や韓国が戦時中の問題を蒸し返し、日本に謝罪と賠償を求めるのは今の日本と日本人を踏みつけておくためです
中国人や韓国人が日本人を敵視しているのは事実であり、「彼らは日本政府を恨んではいるが日本人を敵視しているわけではない」と断じるのは誤りでしょう
政府とメディアが結託して反日を煽り、また国民が反日を唱えて政府を煽るという状況の中で、「爺ちゃんに言えよ」は通用しません
よくもまあ、こんな本を出版したものだと呆れてしまいます
知名度のある元アナウンサーが人気マンガ「ワンピース」を題材にし、現下の反日問題を語った話題作だから10万部は売れる、とでも想像したのでしょうか?
その手のイタい本を収集するコレクターにはウケるにせよ、一般の読者が飛びつくような内容ではないと判断します
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