「アンネの日記」破損男 心神喪失で不起訴

東京都内の公立図書館や書店で「アンネの日記」やその関連本を破り捨てる行為をして逮捕されていた男について、東京地方検察庁は精神鑑定の結果を踏まえ不起訴処分にすると報道されています
産経新聞の記事を引用すると、「男は逮捕後の調べに大筋で容疑を認めており、計画的な犯行だったことも示唆していた。一方で意味不明の言動もあったため、地検は責任能力の有無を確認するため東京地裁に鑑定留置を請求。今月16日まで専門家による精神鑑定が行われていたが、鑑定の結果、善悪を判断する能力を欠いている心神喪失状態だったと診断された」とあります
これだけでは詳細が不明のままであり、不起訴処分の正式な決定後、東京地方検察庁が会見を開き、何らかの説明をするのでしょう
この事件は海外でも報道され、特に中国や韓国は「日本人が右傾化している証拠だ」とか、「ナチス礼賛が蔓延っている証拠だ」などという見当違いの記事を書いていました
が、事件はあくまでも1人の精神異常者による犯行であって、日本に偏狭な反ユダヤ思想が蔓延している事実はありません
東京地検もこの点は明確に説明すべきであり、日本のメディアもきちんと発信する必要があります
勝手に推測すると、男は統合失調症で何らかの妄想念慮に取り憑かれていたのではないか、と思われます。日常生活を支障なくこなす程度の検討識はあり、電車や地下鉄を乗り継いで各地の図書館へ通って犯行に及んだと考えられますが、アンネ・フランクやユダヤ人虐殺に関する何らかの妄想に執着しており、まともな判断能力はないと精神科医が鑑定したのでしょう

追記:逮捕された男は金諒承という在日韓国人です。韓国メディアはあれほど「日本の右傾化を示す事件」と騒ぎ立てていたのですが、金容疑者逮捕後、ピタリとこの事件に関する報道を止めてしまいました
(関連記事)
「アンネの日記」損壊事件 日記はフィクションだとの言い分か?
「アンネの日記」損壊で容疑者逮捕
「アンネの日記」損壊は頭がオカシイ人、との説
中韓メディア 「アンネの日記」損壊は日本右傾化のため
作家石田衣良 右傾化エンタメの売れる日本を批判
「安倍政権で日本のエンターティメントが右傾化」と報じる朝日新聞
日本を「零戦ブーム」と表現する韓国メディア
マルクス思想ブーム再来と書く朝日新聞
「日本の右傾化する若者」を批判する韓国メディア
韓国大統領「竹島訪問日本が右傾化したから」発言
「ネトウヨ内閣」と記事にする東京新聞
韓国メディア 日本のアニメを使って「従軍慰安婦」の証拠を捏造
作家辺見庸「旭日旗の恐怖はアジアに焼き付いている」
韓国メディア 「日本の右翼漫画ブーム」と批判
「進撃の巨人」で再び愚論を書く韓国メディア
「進撃の巨人」を論評する韓国メディア
モスクワの図書館火災 100万点の学術資料焼失

ユダヤ陰謀説の正体 (ちくま新書 (223))
筑摩書房
松浦 寛

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ユダヤ陰謀説の正体 (ちくま新書 (223)) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのトラックバック