人吉市女子高生殺害事件 47歳の恋人
5月の初旬、「部活に行く」と言い残して家をだたまま行方不明になっていた県立球磨工業高校3年荒川真侑子(まゆこ)さん(17)の捜索が続いていましたが、人吉市の山中で発見された遺体が荒川さんと確認されました
別件の強制わいせつ事件で逮捕された赤石弥(わたる)容疑者(47)が、荒川さんとインターネットを介して知り合い、呼び出して会った後に殺害、遺棄したものと見られます
捜査関係者によると、赤石容疑者は荒川さんが不明となった5月4日に、荒川さんと携帯電話で通話していたが、赤石容疑者の携帯電話は見つかっていないという。インターネットのサイトで知り合って、やり取りをしていたとみられており、捜査本部は赤石容疑者が証拠隠滅のため携帯電話を捨てるなどした可能性もあるとみて調べる。
赤石容疑者は5月16日に静岡県警から、愛知県で1月に少女にみだらな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕されたが、その際、携帯電話を所持していなかったという。荒川さんの携帯電話も4日か不通となっている。
(読売新聞記事より引用)
赤石容疑者は高校中退後幾つか職を転々とした後、最近は無職の状態で浜松市内の借家で一人暮らしをしていました
上記の記事にある1月の事件とは、インターネットで知り合った沖縄県内の女子高生と愛知県内のホテルで会った後、浜松市の自宅に連れ込もうとした際に喧嘩となり、女子高生が警察に通報したものです
出会い系のサイトを通じて女子高生を口説き、セックスを持ちかけて断られたなら強姦しようとする手口だったと推測されます
また、別の50歳台の女性に対する強制わいせつ容疑でも取り調べを受けており、やりたい放題の感があります
殺害された荒川真侑子を批判するのは慎むべきで、47歳の男に惚れていたと考えるのは無理があります
赤石容疑者は「47歳無職のブサ男」というプロフィールは伏せ、「20歳の体育会系大学生、イケメン」とでも自己申告してメールのやり取りをしていたのではないでしょうか?
この種の犯罪が繰り返されるのは、「出会い系でも自分だけは素敵な彼氏に巡り会えるかもしれない」という、女性の強い期待につけこんだ手口だからでしょう
まだ逮捕されたばかりで裁判の結果を云々するのは早すぎますが、1人を殺害して遺体を遺棄した件と数件の強制わいせつ事件を併せても、懲役15年くらいの判決が予想されます
17歳の女子高生の人生を奪っておいて懲役15年というのは、いかにも釣合いません
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