今市女児殺害事件　犯行を自供した男: 夾竹桃日記

2014年04月17日

今市女児殺害事件　犯行を自供した男

平成１７年に栃木県で下校途中の小学１年生の女子児童が何者かに連れさられ、山林で惨殺されているのが発見される事件がありました。未解決のまま推移していたのですが、別件で逮捕された３０歳代の男が犯行を自供したと報道されています

この事件は小学１年生の女子児童の身体を刃物で十数箇所も切りつけ、惨殺するという猟奇殺人であり、変質者の犯行と見て警察が捜査を進めてきたものの、犯人の逮捕には至らないまま８年も経ってしまいました

ただ、現段階では男の自供のみであり、未発見である被害児童の衣服やランドセルといった証拠の発見につながるかどうか、今後の捜査の進展を見守りたいところです

（記事削除）

捜査関係者は「猟奇もののビデオ愛好者を調べている」と発言しており、猟奇的な映像作品やゲームなどの愛好者が犯人だ、とする捜査方針があったものと思われます

今回逮捕された男が別件でどのような事件を起こしていたのか、明らかにされておらず、警察の描いた犯人像と一致していたのかは不明です（茨城県警や栃木県警では本件発生以降、取り調べの対象となるさまざまな事件の容疑者について、今市女児殺害事件への関与を調べる方針を固め、容疑者には必ず当時のアリバイを訊ね、調べるようにしてきたのだそうです）

さて、事件当時の報道では被害者の遺体に性的なイタズラをされた痕跡がなかったため、わいせつ目的や営利目的で連れさったのではなく殺すのが目的の犯行との見方が強まりました

ただし、性的なイタズラの痕跡がなかったとしても、性犯罪ではなかったと断定するのは無理があります

詳細な遺体の状況など、犯人しか知り得ない秘密はメディアに漏らさず、捜査上の決め手として伏せられるのが当然ですが

女児の身体を切り刻んで惨殺しようという行為そのものが性的な幻想に満ち満ちたものであり、犯人が性交よりも身体を切り刻む快楽を選んだと考えられるからです

今回別件で逮捕された男にそのような異常な性癖なあったのかどうか、警察は裏付けを取ろうと走り回っているものと思われます

犯人が本当に猟奇的な殺人衝動に駆り立てられたマニアなら、遺体を撮影した写真や被害者の衣服の一部を記念品として保管している可能性があります

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