ニセ作曲家佐村河内守の謝罪会見
現代のベートーヴェンなどと持ち上げられていたニセ作曲家佐村河内守が都内で謝罪会見を開いています
しかし、平身低頭する態度とは裏腹に、代作を暴露した作曲家新垣隆には怒りをぶつける一幕もあったようです
佐村河内守氏謝罪文
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20140212_samurakoji_shazaibun0001
今まで私の起こしたことについて深く謝罪したいと思いペンをとりました。そして、すぐに説明が出来なくて申し訳ありませんでした。弁護士さんにも本当のことが言えなくて、決断するのに時間がかかってしまったのです。また、私のせいで、多くの方々に大変な迷惑をかけてしまったことを心からお詫びしたいと思っています。
私のCDを買った方々、応援して下さった方々、音楽関係の方々、私の嘘によって番組を作った方々、本やインタビューを記事を出して下さった方々、大切な本番の直前に騒動に巻き込んでしまった高橋大輔選手、被爆者の人たち、被災者の人たち、障害者のひとたち、広島市の関係者、友人、家族等、本当に多くの人たちを裏切り、傷つけてしまったことを、心からお詫びいたします。
私がついた嘘は、新垣さんのことだけではありません。もちろん、新垣さんとの関係については、新垣さんが話しておられるとおりです。他にも、私の音楽経歴についても、大体新垣さんが話されたとおりです。今は、自分を偽って生きて来たことを深く恥じています。そして、私の要求に18年もの間応じて来たことから、人生が狂ってしまった新垣さんに対しても、お詫びしたいと思います。
ただ、耳のことについては、新垣さんが、出会った初めころから聞こえていたはずだと言われていることは事実とちがいます。耳が聞こえなくなって手話サークルに参加して、それから聴覚障害2級で手帳をもっていることはまちがいありません。そして、耳が聞こえなくて、ひどい耳鳴りに悩まされ続けていたことは本当です。
しかし耳のことでは、最初弁護士さんにも正直にお話しできなかったので、そのことについて説明します。実は、最近になって、前よりは、少し耳が聞こえるようになっています。3年前くらいから、耳元で、はっきり、ゆっくりしゃべってもらうと、こもってゆがむ感じはありますが言葉が聞き取れる時もあるまでに回復していました。
但し、それはかなり体調に左右されるので、体調が悪い時は耳元ではっきりゆっくり話してもらっても聞き取れないこともあります。しかし2月4日に初めて弁護士さんに会った時は、今も全く聞こえないと言ってしまいました。私としては、新垣さんに作曲してもらったことがバレることによって起きることで頭がいっぱいで、耳のことも聞かれたのですが、怖くて本当のことを言えませんでした。音楽的経歴のこともそうですが、他の嘘のことを話すと、引き受けてもらえないと思ったのです。
もう、週刊文春が出る直前でしたから、すがる思いで相談していました。新垣さんの会見自体は見ていませんでしたが、知人からも、耳のことが問題になっていると聞き、本当のことを言わなくてはと思い、2月7日に少し聞こえるようになっていると話しました。ただ、この時は、人の言葉は聞き分けられないと説明したのですが、色々な情報が出ていると聞き、もうこれ以上は嘘はつけないと思い、2月9日になって、耳のそばではっきり話してもらえば人の言葉も聞き分けられる時があることを告白しました。
(以下、略)
以下、時事通信の報じた謝罪内容から一部を引用します
佐村河内守氏謝罪文
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20140212_samurakoji_shazaibun0001
今まで私の起こしたことについて深く謝罪したいと思いペンをとりました。そして、すぐに説明が出来なくて申し訳ありませんでした。弁護士さんにも本当のことが言えなくて、決断するのに時間がかかってしまったのです。また、私のせいで、多くの方々に大変な迷惑をかけてしまったことを心からお詫びしたいと思っています。
私のCDを買った方々、応援して下さった方々、音楽関係の方々、私の嘘によって番組を作った方々、本やインタビューを記事を出して下さった方々、大切な本番の直前に騒動に巻き込んでしまった高橋大輔選手、被爆者の人たち、被災者の人たち、障害者のひとたち、広島市の関係者、友人、家族等、本当に多くの人たちを裏切り、傷つけてしまったことを、心からお詫びいたします。
私がついた嘘は、新垣さんのことだけではありません。もちろん、新垣さんとの関係については、新垣さんが話しておられるとおりです。他にも、私の音楽経歴についても、大体新垣さんが話されたとおりです。今は、自分を偽って生きて来たことを深く恥じています。そして、私の要求に18年もの間応じて来たことから、人生が狂ってしまった新垣さんに対しても、お詫びしたいと思います。
ただ、耳のことについては、新垣さんが、出会った初めころから聞こえていたはずだと言われていることは事実とちがいます。耳が聞こえなくなって手話サークルに参加して、それから聴覚障害2級で手帳をもっていることはまちがいありません。そして、耳が聞こえなくて、ひどい耳鳴りに悩まされ続けていたことは本当です。
しかし耳のことでは、最初弁護士さんにも正直にお話しできなかったので、そのことについて説明します。実は、最近になって、前よりは、少し耳が聞こえるようになっています。3年前くらいから、耳元で、はっきり、ゆっくりしゃべってもらうと、こもってゆがむ感じはありますが言葉が聞き取れる時もあるまでに回復していました。
但し、それはかなり体調に左右されるので、体調が悪い時は耳元ではっきりゆっくり話してもらっても聞き取れないこともあります。しかし2月4日に初めて弁護士さんに会った時は、今も全く聞こえないと言ってしまいました。私としては、新垣さんに作曲してもらったことがバレることによって起きることで頭がいっぱいで、耳のことも聞かれたのですが、怖くて本当のことを言えませんでした。音楽的経歴のこともそうですが、他の嘘のことを話すと、引き受けてもらえないと思ったのです。
もう、週刊文春が出る直前でしたから、すがる思いで相談していました。新垣さんの会見自体は見ていませんでしたが、知人からも、耳のことが問題になっていると聞き、本当のことを言わなくてはと思い、2月7日に少し聞こえるようになっていると話しました。ただ、この時は、人の言葉は聞き分けられないと説明したのですが、色々な情報が出ていると聞き、もうこれ以上は嘘はつけないと思い、2月9日になって、耳のそばではっきり話してもらえば人の言葉も聞き分けられる時があることを告白しました。
(以下、略)
佐村河内守は、「いま正直に言いますが、非常に言いにくいことですが、いつも私が新しいコンセプトを思いつき、新宿のある喫茶店で待ち合わせして新垣氏と話をするとき、曲の内容や構成について話した上でギャラを提示すると、彼はまず首を横に振ります。そして値段を、ギャラを上げると、渋い顔をして『うーん』となる。もう少し値をつり上げると、笑って『(そのギャラで)いいですよ』と。これがこの18年の真実です」と語っているのですが、その際には手話通訳者は介在せず新垣氏と2人きりで密談したのでしょう
つまりそんなやり取りがあってこそ、「耳が聞こえないと偽っている」と新垣氏が見破ったわけであり、自ら全聾の振りをしていただけと告白しているも同然です
佐村河内守は会見の後半で、いわゆる読唇術で相手の口の動きを読み会話をしていたと釈明していますが
しかし、会見の場では手話通訳者が手話で記者の質問を全部伝えていないのに、佐村河内守が記者の発言を遮ってしゃべりだす場面もあり、失笑を買ったようです
嘘の上に嘘を重ねるような釈明であり、とても信用はできません
楽曲については、「自分がコンセプトを練った」とか、「設計図を描いた」と発言しており、創作の根幹を自分が担っていたとの自負をのぞかせてすらいます
さらに週刊文春の記事には怒りを露わにし、「新垣氏らを訴える」と発言してもいます
謝罪はしたものの、それでも体裁を取り繕い、悪意のある報道で貶められた被害者を演じていたように感じます
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