英BBC 「日本のクリミア検事総長萌え」を報じる
美人、美少女に「萌え」てすぐに「萌えイラスト化」してしまう、日本の文化風土があります。記憶に新しいところではソチ五輪のフィギュアスケートで注目されたリプニツカヤ選手のツンデレ風発言が話題となり、インターネット上に彼女を描いた萌えイラストが溢れ、その人気ぶりがロシアにも伝えられるほどでした
今度はクリミヤ自治共和国のナタリア・ポクロンスカヤ検事総長が話題になっています。34歳という若さで検事総長に就任という異例の人事にも驚かされましたが(その辺りの政治的な事情は伝わってきませんが)、彼女の容姿にもびっくりしました
早速、ポクロンスカヤ検事総長のさまざまな「萌えイラスト」が溢れる事態になり、お固い報道で知られるロシアのイタル・タス通信が、「彼女の大きな瞳、うりざね顔、そして髪型は日本のアニメの美の基準を満たしている」との記事を配信するほどになっています
「萌え化」クリミアの美人検事総長 日本で大騒ぎに英BBCもびっくり
もちろんクリミア半島を巡る政治情勢は緊迫しており、流血の事態も懸念されるのですが、そんな殺伐としたニュースばかりが溢れる中だからこそ、日本の「萌え」文化が際立って(あるいは異様、異質に)映るのでしょう
とは言え、日本のロシアへの経済制裁に加わると表明していますので、まったく平和ボケしているわけではありません
さて、ポクロンスカヤ検事総長のイラストの一部は以下のウェッブサイトで目にできます
クリミアのナタリア・ポクロンスカヤ検事総長の二次画像を集めてみた
何より彼女の「キャラが立っている」ところが受ける要因でしょう
最近ではすっかりキャラが薄くなってしまったオバマ大統領などは萌える要素もなく、日本訪問の予定が伝わって入るものの、ネット住民は反応しません
冒頭で触れたフィギュアスケートのリプニツカヤ選手は、3月26日からさいたまスーパーアリーナで開催される世界選手権のため来日する予定です。多くのメディアが彼女の動静を追いかけ、騒ぎになるのでしょう
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