都知事選 細川候補敗戦の弁
昨日、東京都知事選挙の投票が行われ、事前の予想通り舛添要一候補が当選しています
「脱原発」を主張して立候補した細川護煕候補は票が伸びず、舛添候補とは大きな差がついてしまいました
東京都民が原発問題を争点として重視しなかった結果だと言えるのですが、細川候補は「脱原発が争点としてなかなか取り上げられなかった」と不満をぶちまけています。候補者による公開討論会から逃げていた人物がいまさら何を言うのやら、と思ってしまいます
細川護熙 落選の弁
「郵政民営化に賛成か、反対か」を問い衆議院選挙を実施した小泉元首相の手法を真似たつもりのようですが、有権者が反応しなかったのですから選挙戦術が最初から間違っていたと理解すべきでしょう
にも関わらず、「細川氏は『出馬して分かったことは日本の先行きに危機感を抱いている人が驚くほど多かったこと』と述べた上で、『脱原発の活動に改めて火をともす大きな役割を果たし得たと自負している』と胸を張ると、支持者から大きな拍手がわき起った」と書かれているところを見れば、細川候補にしてもその支持者にしても原発問題しか頭にない連中なのだというのが如実に現れていると感じます
脱原発でエネルギー政策をどう転換するのか、何ら提案もないまま「原子力発電依存から脱した社会を作るべきだ」と叫んでいる、頭の中がおめでたい人たちの集まりにすぎません
同時に「無党派層が支持に回るはず」だと勝手に期待し、「野党再編の核になる」などと持ち上げ、細川候補支持に動いた民主党ら野党の見識のなさも証明された格好です
細川元首相が「脱原発」を掲げて活動を継続するのは勝手ですが、都知事選挙でなぜ勝てなかったか、自身を取り巻いているブレーンだけでなく外部の人たちも加えて、きちんと勉強した方がよいのではないでしょうか？
上記の記事だけ見ると、老人の自己満足で終わっているように映ってしまいます
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