ドラマ「明日、ママがいない」に批判殺到
日本テレビ系列で放送中のテレビドラマ「明日、ママがいない」に批判が集まり、コマーシャルを提供していたスポンサー企業がこれに反応して降りる事態に発展しています
同ドラマに出演中の俳優城田優は批判に対し、「いろいろご意見、感想はあると思うが、エンターテインメントの中で、いかにドラマで描けるか…。(描きたいことは)1、2話ではまだ出てきてないので、ストーリー全て見ていただいて改めてご判断していただければ」と語っていると報道されています
また、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史はラジオ番組の中で、、「見たけどそれほど…。スカっとするシーンもあったし。最後まで見て判断したらええんちゃう? 多分、良い話と思うで、これ。放送中止にしろ、みたいな話になってますけども、もしこれで放送中止になってしまったら、もうテレビの未来はない」とコメントしています
ナイナイ岡村、『明日、ママがいない』批判に「テレビの発展は見込めない」
「最後まで視聴した上で判断してほしい」とする城田優の訴えは、出演している俳優として切実な願いであると思います
しかし、批判を浴びて低視聴率に留まり、途中で打ち切りになるドラマなど数多く存在するわけで、「最後まで見て判断しろ」と視聴者に要求したところで無理な話であり、通用しません
ドラマが1話、2話で批判されるのは、批判されるだけの理由があるからです
無用な批判を回避し、1話、2話で視聴者をがっちり捕まえるのが連続テレビには必要であり、「明日、ママがいない」は見事に失敗したと言えます
あるいは1話、2話で批判を浴びるほど強烈に「施設内でのいじめ」や「親に捨てられたこどもたちの過酷な環境」を描き、世間に論争を巻き起こしてドラマへの関心を煽ろうとしたのかもしれません。いわゆる炎上商法です
しかし、それもスポンサー降板という事態を招いたのでは失敗でしょう
日本テレビは今のところ、「最後まで見ていただければ納得してもらえるはず」と釈明し、放送を続ける意向です。途中で打ち切りにできない内部の事情があるのかもしれません
ですがこの先ストーリーがどのように展開するのであれ、さまざまな批判を浴び続ける可能性は濃厚であり、演じている芦田愛菜ら子役たちにとっては気の毒な話です
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