猪瀬都知事辞任で来年は都知事選挙
医療法人徳洲会から５０００万円を受け取った猪瀬直樹東京都知事が、混乱の責任を負う形で辞任を発表しています
選挙のため５０００万円の資金提供を受けたと見られていたのですが、ここに来て徳洲会が東京電力病院買収に乗り出していたと判明し、東京電力に対して病院を手放すよう主張していた猪瀬都知事との間で何らかの裏取引があったのではないか、との疑惑が浮上するに至りました
今後は贈収賄事件として捜査を受けるのでしょう
（引用元の記事が削除されました）
猪瀬知事の今後はともかく、政治の世界は「次の都知事」を巡って動き出しており、誰を担ぎ出すかが問題になっています
メディアは、小池百合子元防衛大臣や舛添要一新党改革代表、東国原英夫前衆議院議員などの名前を挙げています
オリンピック関連で橋本聖子参議院議員の名前も挙がっています。元オリンピック選手でメダリストという経歴はともかく、政治家としての手腕は疑問です
猪瀬都知事の後任として「女性候補を擁立し、票を集める」戦術はありなのでしょうが、知名度だけで候補者を選ぶような真似はしてもらいたくありません
民主党関連では東京を地盤にする蓮舫議員を都知事候補として擁立する声もありました。しかし、現在の民主党は独自候補を立てて闘う気力はなく、他党との相乗りを考えているようです
あるいは石原慎太郎前都知事の息子、石原伸晃環境大臣を押す声もあります
石原慎太郎前都知事のイメージを息子に重ねている人たちの発想なのでしょうとは言え、そこまで石原ブランドに執着する理由は理解しかねます
政治家の金銭絡みのスキャンダルの後の選挙では、清廉なイメージの女性候補やら文化人、学者を擁立しようとの発想が湧くようです。それでも作家である猪瀬直樹知事で躓いたのですから、ここは経験豊かなプロの出番（しっかりとしたスタッフ、助言役のいる政治家）でしょう
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