交通死亡事故の千野アナは年末ハワイ旅行
元フジテレビアナウンサーの千野志麻が今年1月、静岡県沼津市で交通死亡事故を起こす事件がありました
週刊誌が彼女の現況を取材し報道したところ、そのセレブ振りに批判が殺到しているとガジェット通信が記事にしています
千野志麻アナ年末年始は一家でハワイ 「もう大丈夫よ」と友人に耳を貸さない 女性自身が報じる
「交通事故で人を殺しておきながら年末は家族でハワイ旅行かよ」と批判する向きがあるのは分かりますが、反省の程度や生き方は人それぞれであり、とやかく言っても始まりません
ただ上記の記事で、「事故についての金銭的な補償は全額保険で済ませ、月命日には墓参りを欠かさないそうです」と書かれている部分は疑問です
自動車保険に加入していたとしても、死亡した被害者への保険金支払は保険会社の査定した額しか出ません。通常はその額に対して被害者遺族側から不満が示され、もめるわけです
本当に保険会社の支払った額で示談が成立したのかは疑わしく、保険金に上乗せする形で相当額の慰謝料を支払い、遺族との示談を成立した上で「運転者の過失責任を宥恕する(許す)」と一筆書かせるのが通例でしょう
これを検察庁に示し、「被害者側も厳罰を望んでいはいない」として罰金刑で決着させるわけです。示談が成立していなければ運転者に実刑が科せられる場合もあります
要するに「金の力で解決した」と思われるのが嫌で、「金銭的な補償は全額保険で済ませた」と周囲に語っているものと推測されます
それを悪いと批判する気にはなれません。交通事故の被害に遭いながらも十分な補償を受けられないケースもあるのですから
ただし、アナウンサーとしての仕事への復帰はまだ先でしょう。バラエティ番組の司会などやろうものなら叩かれるに決まっています
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