宮崎駿監督 引退会見ライブ
宮崎駿監督の引退会見を産経新聞が記事にしています。動画で見る方法もあるのでしょうが、文章化されたやりとりを読むのも一つの方法です
が、ここは生の受け答えを取り上げます
韓国メディアの質問)韓国のファンに一言。また、ゼロ戦をめぐり、韓国で話題になっていることについての考えは
宮崎「映画を見ていただければ分かると思っていますので、いろいろな言葉に邪魔されないで、映画を見ていただけたらいいなと思います。いろんな国の方々が作品を見てくださっているのはありがたい。同時に『風立ちぬ』は、日本の軍国主義が破滅に向かっていく過程を舞台にしている。それについてのいろんな疑問は、家族からもスタッフからも出た。それに応える形で作品を作った。ぜひお金を払って映画を見てほしい」
「風立ちぬ」への批判を強めている韓国ですから、韓国メディアは宮崎駿から何らかの釈明なり、言質を取ろうとしたのでしょう
しかし、宮崎駿の回答は「見れば分かる」であり、「金を払って見ろ」というものです
韓国への謝罪の弁を改めて語らせようとした記者の思惑は外れてしまい、さぞ苦い顔をしていたのではないかと想像します
当然ながら、映画を見ないまま批判を繰り返している韓国の人たちには理解できない内容であり、共感もできないと思われます
だからといって宮崎駿の側も、言葉を費やしてまで説明したり、説得する気はないのであり、後は完成した作品を見て読み取ってほしい、感じ取ってほしいと申し向けるしかありません
映画が完成し、公開されている以上、当たり前の対応です
韓国の側は、「理解できない、共感できないのは自分たちのせい」だとは思いませんので、「宮崎駿は最後に理解できない駄作を残した」と決めるけるのでしょう
今後とも韓国メディアは執拗に宮崎駿を叩き、何らかの釈明を引き出そうとするのかもしれません(歴史問題を蒸し返して騒ぎ続けるように)
宮崎駿は会見で、「文化人にはならない」と明言しています。韓国メディアは彼が「日本の歴史認識は間違っている。日本政府はけしからん」などと批判を垂れる進歩的知識人であるのを期待していたと推測できるのですが、ここでも思惑が外れてしまったわけです
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