「安倍政権で日本のエンターティメントが右傾化」と報じる朝日新聞
朝日新聞に６月１８日、安倍政権の影響で日本の娯楽小説が右傾化している、と読み取れる記事が掲載され、波紋を広げています
記事は以下のとおりです。作家石田衣良の発言を軸に、「愛国心をくすぐる作品が読者にウケているのは危険な傾向だ」と指摘する内容で、記事の署名を見ると中村真理子、山田優という２人の記者によって書かれたもののようです
読者の右傾化？不満の表れ？「愛国エンタメ小説」が人気
近頃、エンターテインメント小説に、愛国心をくすぐる作品が目立つ。なぜ、読者の心をつかむのか。
安倍晋三首相も「面白い」と太鼓判を押す今年の本屋大賞受賞作、百田尚樹「海賊とよばれた男」は「日本人の誇りを失うな」と訴えかけ１３０万部超のベストセラーに。
エンタメ小説の新人賞、江戸川乱歩賞は今年、最終候補５作のうち２作が太平洋戦争末期の日本軍を素材にしたミステリーだった。同賞事務局である講談社の担当者は「偶然、重なっただけだと思う」という。
優れたエンタメ小説を選ぶ山本周五郎賞。先月の選考会で、受賞を逃した山田宗樹「百年法」について選考委員の石田衣良さんは「右傾エンタメのパターンを踏んでいて残念」と講評した。同作の舞台は不老不死が実現した世界。ゆがんだ社会を立て直すためリーダーは国のために犠牲になった先人らをたたえる。
「右傾エンタメ」とは石田さんの造語。「君たちは国のために何ができるのか、と主張するエンタメが増えているような気がします」。百田さんの２００６年のデビュー作「永遠の０（ゼロ）」から気になっていたという。同じ年、安倍首相の「美しい国へ」がベストセラーになった。
「永遠の０」は、特攻で命を落とした祖父の人生を２６歳の青年が追う物語。特攻隊の男たちの迷いや弱さに焦点をあてて、読者の支持を得た。ネットに読者が寄せたコメントは、命を落とした人々への尊敬と同情にあふれている。石田さんは「かわいそうというセンチメントだけで読まれているが、同時に加害についても考えないといけないと思う。読者の心のあり方がゆったりと右傾化しているのでは」。
「永遠の０」がいわば骨太な愛国エンタメなら、現代の日本の自衛隊をラブコメで描く作品も人気だ。
石田衣良が「右傾エンタメ」なる蔑称を考案して悦に入っているのはともかく、出光興産の社長を主人公にした小説が右翼的な主義・主張の発露であると決め付けるのははなはだしく疑問です
朝日新聞としてはこの読者の傾向が許容できないほど危険なものだと感じ、警鐘を鳴らさずにはいられないのでしょう
それならば石田衣良に頼んで、朝日新聞の社是にかなう「左翼エンタメ」小説を紙面に連載したらどうか、と言いたくなります
きっと良心的な日本人が中国政府や韓国政府の協力を得て、軍国主義復活を目論む邪悪な日本人政治家を追い詰めこれを打ち倒し、市民革命を達成して社会主義独裁体制国家を樹立するという、胸が悪くなるような小説になると思われます
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