宮沢りえの代役に反対した天海祐希

東京芸術劇場での芝居「おのれナポレオン」の主役だった女優の天海祐希が心臓の病気のため降板し、急遽代役を務めた宮沢りえの奮闘により舞台は大成功に終わった、と報道されています
しかし、その舞台裏では宮沢りえの代役器用に、天海祐希が最後まで反対していたと日刊サイゾーが記事にしています
宝塚女優からスタートし、テレビドラマや映画でも活躍するようになった天海祐希にすれば、アイドル出身の宮沢りえに代役を任せるなどプライドが許さなかったのでしょうか?

宮沢りえ“代役大成功”美談の裏で「最後まで反対していた」降板女優・天海祐希の情念とプライド

宮沢りえの代役について、一言も発しないなどなど、あまりに分かりやすい反応でしょう
女優にはプライドも意地も必要であり、意地を張るのが悪いとは思いません
あの女だけには負けたくないとの気持ちがあって、奮起し努力して演技に磨きをかけるケースもあるのでしょうから
さて、時代は変わっても、「舞台女優が一番演技力を必要とされる」との見方は不変のようです。当然、舞台女優こそ一流の証だと世間一般では受け取られるわけです
舞台女優に比べると映画女優はワンランク下の扱いになります。さらにその下がテレビドラマで演じる女優です
舞台は観客の前で演じる一発勝負であり、やり直しはききません。これに対して映画やテレビドラマは何度でもやり直しがきくわけであり、だからこそ舞台女優が高く評価されるのです
かつてはテレビドラマや映画で新人女優が活躍し、その後はつかこうへいの許で舞台を務めることで、「演技に開眼した」とか、「女優として一皮むけた」などと表現されたものでした
つかこうへいの「熱海殺人事件」などの舞台を務めたからといって、ただちに演技がうまくなったりはしないのですが、なぜかそんな風にメディアは表現したがります
天海祐希にしても宝塚で演技の基礎を徹底して叩きこまれた経験がありますから、アイドル上がりで演技の基本も身につけていない女に抜かれてたまるか、との思いがあるのでしょう
しかし、ここは代役の宮沢りえを讃えるくらいの余裕を見せた方が大女優らしい振る舞いに映るわけで、もっと鷹揚に振舞った方がよかったのではないかと自分は思います
そんな余裕を見せられないほど天海祐希が宮沢りえの評判にうろたえ、焦りを感じたのかもしれませんが

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