実写版「ドラゴンボール」は鳥山明の助言を無視して制作された
劇場版「ドラゴンボールZ 神と神」の公開に合わせて、鳥山明のインタビューを朝日新聞が掲載しています
その中で鳥山明は大コケしたハリウッドの実写版「ドラゴンボール エヴォリューション」に触れ、脚本があまりにつまらないのであれこれ変更を助言したが無視された、と明かしています
また、ハリウッド映画、実写版のドラゴンボールのとき、脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、更にありきたりの面白いとは思えない内容だったので、注意をしたり、変更案を提示したりしたにもかかわらず、向こうは妙な自信があるようであまり聞き入れてもらえませんでした。結局できあがったのは、案の定な出来のドラゴンボールともいえないような映画でした。
このこともあって、原作者にしか描けない世界観とストーリーで意地を見せたい部分もありました。
新作映画「原作者の意地」 鳥山明さん独占インタビュー
実写版を手がけるハリウッドの監督、プロデューサーは原作を勝手に改変しておきながら、「ほら、こうした方が面白いだろう」と自信満々で映画を公開したと思われます。原作者の忠告など無視し、自分たちの方がエンターティメントでは上だと自負してはばからないわけで
そんなハリウッドの独善の結果、できあがったのはドラゴンボールとは似ても似つかない駄作であり、世界中にドラゴンボールファンから罵声を浴びてしまいました
Dragonball Evolution Trailer
その酷評ぶりについては下記のウェッブサイトを参照してください
実写版「ドラゴンボール」に世界から酷評、翻訳まとめ動画が話題に
過激な表現があふれていますが、一番怒りを感じたのは原作者である鳥山明本人だったのではないか、と推察します
だからこそこの劇場版の新作で、「ドラゴンボール」の世界はこうなんだ、と示したかったのでしょう
まさに朝日新聞の記事のタイトルどおり、原作者の意地を発揮したと言えます
映画『DRAGON BALL Z 神と神』第2弾予告編
劇場版「ドラゴンボールZ 神と神」は全国312スクリーンで公開され、3月30日~31日の週末興行成績で第1位となっています(興行収入は6億8400万円)
このままなら興行収入は30億円を超え、40億円近い大ヒットになると予想されます
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