アイドル育成を目指す短大 卒業生8人は就職浪人
日本では珍しい、アイドル育成を目標とした短期大学があるのだそうです
福岡市の西日本短期大学ではメディア・プロモーション学科を2011年に開設し、本格的なアイドル育成教育を実践しているのだとか
第一期生の卒業を迎えるわけですが、卒業する女子学生12人のうち、8人は就職先が未定のままで、今後はアルバイトを続けながらオーディションを受けるなどして芸能界入りを目指す、と報道されています
西日本短大でアイドルは育ったのか? 8人が「芸能界浪人」になったが諦めていない
タレント養成所、専門学校は数多くありますが、短期大学でアイドル育成を目的に掲げたところがあるのを初めて知りました
昔は日大芸術学部の演劇科に入って役者を目指す、というルートがありました
しかし、タレントやアイドルの登竜門というイメージではなく、ガチガチの本格的な演劇志向の人が行くところ、とのイメージでした
調べてみると、演劇を専攻する学科を設置している大学は幾つか存在しているのが分かります。といって、必ずしも有名な俳優がそこから誕生しているわけではありません
最近ではAKBの研究生になるのがもっとも手っ取り早く、確実なルートでしょうか?
ならば、西日本短期大学のメディア・プロモーション学科も「恋愛禁止」なのかなと、余計なことを想像したりもします
話を戻して、西日本短期大学でアイドル育成の教育を受けようとすれば入学金は20万円、授業料など年間で110万円が必要となります
これは他のタレント養成の専門学校に比べてかなり高額です(私立大学の授業料としては特段、高額というわけではありません)
ちなみにエイベックスのアカデミーでは、声優タレントマスタークラスで入学金は3万1500円、学費(1年)が36万6500円です
上記のJ-CASTニュースの記事では、「6月には都内で、芸能プロダクション関係者やマスメディアを招いたプロモーションを展開する。学生20人から25人を引き連れ、舞台で『烈風』『晴嵐』という2つのアイドルグループを中心にコンサートやファッションショーを披露する」とあり、こうした特別活動に際しても費用は当然、学生が負担するのでしょう
それにしても、『烈風』『晴嵐』は旧日本軍の戦闘機の名称ですから、随分と時代がかっています。指導教授のセンスを疑いたくなるところです
タレント、アイドルへ至るためのルートが数多く存在するというのは、その道を目指す人たちにとって良いことなのでしょう。別の見方をすれば、「商売になる」とも言えます
さて、この短大から世間をあっと言わせるようなアイドルが誕生するのでしょうか?
(関連記事)
アポロ・シアターを制した14歳青野紗穂
松田聖子 ディナーショー不人気で大ピンチ
天才美少女歌手の末路 シャルロット・チャーチ
子役は大成しないというジンクス
近藤真彦 なぜかレコード大賞最優秀歌唱賞受賞
冬の定番 JR東海「X'mas EXPRESS」のCM
「文化大国」中国にアイドルが生まれない理由?
中国のパクリ文化 AKB48を真似たAK98登場
「日本で人気」と宣伝されている「韓国国民の妹 IU」
「韓流をまねてJ-POP展開へ」と書く韓国メディア
美少女コンテストを巡る米仏の論議
フランス議会「美少女コンテスト禁止法案」可決へ
高校の偏差値で採用を差別? ドン・キホーテを厚生省が調査