韓国大統領「竹島訪問日本が右傾化したから」発言
韓国の李明博大統領は間もなく任期を終了し、退任します
その前に韓国メディアの取材に応じ、昨年８月に竹島に上陸したのは、「右傾化しつつあった日本にブレーキをかけるためだった」と述べています
韓国の李明博大統領は、日韓が領有権を主張する竹島（韓国名・独島）に昨年８月に上陸したのは、日本の右傾化に「誰かがブレーキをかけねばならないと考えた」ためだったと述べた。
韓国紙、東亜日報が１５日、大統領との会見内容として報じた。
天皇陛下訪韓の条件として謝罪を要求したことについては「実際よりも誇張されて伝えられた」とし、発言は大枠では問題なかったとの認識を示した。
２４日に退任する李氏は最近、政権の「成果」を誇示する発言を続けている。政治的影響力は既にないが、次期政権下での日韓関係に配慮しないまま退任することに批判も出そうだ。
李氏は「なぜ韓国の（歴代）大統領は一度も独島に行かなかったのか、疑問を持っていた」とも述べた。
朴槿恵次期大統領に上陸の圧力がかかる可能性もある。
民主党の野田首相を「右傾化している」と批判するのは滑稽であり、言い掛かりと言うしかありません
日本を「右傾化している」と指摘すれば、それが万能薬であるかのように効果を発揮する信じて疑わないからこうした愚かしい発言を繰り返すものと推測されます
これまでにも当ブログで指摘したところですが、李明博大統領は「経済に強い」との売り文句で登場し、韓国を南北に貫く大運河を建設すればさらなる経済成長が実現できるとの公約を掲げた人物です
この大運河建設がまったくの無謀な思いつきであり、１兆円を超える費用を投じて利用価値のない水路を建設するだけの愚策であることはさすがの韓国人たちも見抜き、実現は見送られています
李明博大統領の治世ではウォン安に支えられて輸出は増え、それなりに経済成長は実現したものの、南北関係の改善もなく、これといった実績もない状態でしたむしろ、大統領の側近や親族による収賄事件が相次ぎ、権力に溺れて腐敗してゆく様が際立っていたとも言えます
任期切れが迫る中で、国民の支持を挽回しようと思い立ったのが竹島訪問なのでしょう。併せて、「日王（天皇）は韓国民に心から土下座したいのなら来い。重罪人にふさわしく手足を縛って頭を踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。そんな馬鹿な話は通用しない。それなら入国は許さないぞ」との発言をして、日本国民を怒らせています
その後、日韓関係が危機的な状況に陥ったのはご承知のとおりであり、何の改善策も講じないまま李大統領は言いっぱなし、やりっ放しで退任するわけです
政治家であるならそこで何らかの策を持っていてしかるべきところですが、李大統領やその側近たちは何ら有効な打開策は用意できなかったのでしょう
政治家としては三流以下の人物です
歴代の韓国大統領は退任後、収賄事件などで追及され、本人やその家族が逮捕されるという憂き目を見ています。すでに側近や実兄が収賄で逮捕されている李明博も、退任後は逮捕されるのを恐れて、毎日を怯えて過ごすものと思われます
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