韓国メディア「レ・ミゼラブルは親日ニダ」と騒ぐ
何かにつけて日本と比較し、怒りのネタにするのがお隣の韓国です
今度は公開中の映画「レ・ミゼラブル」のプロモーションについて、「日本を優遇し韓国を差別するのはけしからん」と韓国メディアが話題にしています
「レ・ミゼラブル」は“親日”、日本への特別待遇に韓国嫉妬
映画の宣伝のために監督や俳優が各国を訪問し、記者会見に応じたり試写会などのイベントに顔を出すのは当たり前のプロモーション活動です
それをわざわざ、「韓国には俳優の来訪がなかった」などと比較し、「日本を優遇しているのは許せんニダ」と言わんばかりの記事を書く意図が分かりません
敢えて憶測すれば、「韓国がこれほどまでに(日本と比べて)不当な扱いを受けている」と告発せずにはいられない被差別意識が根強く存在するのでしょう
上記の記事によれば、日本でのチャリティー試写会には皇太子殿下が臨席されたとあります。となれば日本のメディアが話題として取り上げるのは必至でしょうから、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュや日本での興行元がここぞとばかりに宣伝に力を入れるのは当然です
ビジネスとして考えれば「親日」でも何でもなく、稼げる市場で宣伝しているだけなのですが
ちなみにこのヴィクトル・ユーゴーの小説「レ・ミゼラブル」は、日本でも「世界名作劇場」の1つとして2007年にアニメ化されています
タイトルは「レ・ミゼラブル 少女コゼット」と改められ、主人公もジャン・バルジャンからコゼットへと変更されています
レ・ミゼラブル 少女コゼット 第1話
原作小説は登場人物も多く、それだけに人間関係も入り込んでいて複雑なストーリーです。よくもまあこれを全52話でアニメ化したものだと思います
シリーズ構成と脚本の一部を担当したのは金春智子で、能楽の宗家今春流のお嬢様です
アニメとしては残念ながらヒットしたとは言えませんが、「世界名作劇場」の1つとして記念碑的な労作と言えます
「レ・ミゼラブルは親日。けしからんニダ」と言う前に、韓国でこれをアニメ化してみればと言いたくなりますが、彼らには決してできないでしょう
最後はミュージカルの「レ・ミゼラブル」から「オン・マイ・オウン」を紹介して終わりにします。昆夏美の熱唱です
これを聞くと、舞台を見たくなってしまいます
『レ・ミゼラブル』♪オン・マイ・オウン/昆夏美
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