「ネトウヨ内閣」と記事にする東京新聞
新聞とはその見識を示すがゆえに社会の公器と形容され、尊重されます。しかし、あまりに稚拙な見識や、偏った意見を誇示すれば読者から見放されます
東京新聞とその系列である中日新聞が有識者の安倍内閣評をまとめた記事を掲載したのですが、そこには「ネトウヨ内閣」とか「『改憲』狙いの『厚化粧』内閣」などという、実に幼稚な表現が並んでいます
ちなみに「ネトウヨ内閣」と名づけたのは韓流ババアとして有名なセックス評論家の北原みのりであり、「『改憲』狙いの『厚化粧』内閣」と名づけたのはさまざまな反日発言で有名な経営コンサルタント辛淑玉です
「ネトウヨ内閣」「国防軍オタク内閣」… 東京・中日新聞新内閣記事に苦情電話が殺到
有識者に頼んで安倍内閣をどう名づけるが、答えてもらったと東京新聞は説明しているようですが、上記のJ-CASTニュースの報道を見る限りでは随分と偏った人選になっています
あきらかにアチラ系の人が目立っており、安倍内閣を批判させるために反日発言を繰り返す人物をわざわざ選んだと見て間違いないでしょう
新聞の記者が直接書くのではなく、有識者の口を借りて言わしめているのですから、より狡猾な手口です
新聞報道の大原則であるところの「公平・中立な報道」から大きく逸脱しているのですから、批判されるのは当然でしょう
東京新聞が「赤旗」のように政党機関紙であるのならば、その思想・信条に従って意見を表明したり、他者を批判しても構いません
東京新聞はいつの間にやら、アチラ系の機関紙に成り下がってしまったようです
これでは読者離れが起きるのも頷けます
東京新聞がやらかしたのは今回が初めてではなく、以前にも珍妙なコラムを掲載して批判を浴び、謝罪する騒ぎを起こしています
その伝説のコラムを紹介しておきましょう(東京新聞のウェッブサイトからはすでに削除されてしまっています)
2005年11月の紙面に掲載されたものです
源平富士川の合戦でもあるまいに、鳥の羽音に驚くような、最近の鳥インフルエンザ騒ぎを苦々しく思っていた。そこへ今回のタミフル騒動だ。
パソコンまでが「民降る」と誤変換するほどの情報パニックから、そろそろ醒(さ)めてはどうか。
今回の騒ぎは、米食品医薬品局(FDA)が副作用で死亡した十六歳以下の服用者十二人は全員が日本人だったと発表したのがきっかけ。
本紙特報面によれば、スイス・ロシュ社の調査で、過去五年間にタミフルの処方を受けた日本人は二千四百万人、世界の77%を占め、子どもへの処方量では日本は米国の十三倍だった。
医師も患者も、日本人の薬好きにはあきれるが、タミフルは本来インフルエンザ発症後の治療薬。それをこんなに大量に“予防内服”に使えば「免疫力が弱まって耐性タイプの新型ウイルスをつくりかねない。とんでもない話だ」と専門家も指摘している。
厚生労働省はタミフルの備蓄目標を従来の一・七倍、二千五百万人分に増やしたが、世界各国が必要とする時にこの大量消費は国際批判を招きかねない。
だいたい日本ではまだ人への感染が確認されていないのに、そんなに怯(おび)える必要があるのか。普通の風邪なら、栄養と睡眠をとって休めば済むのに、高価なインフルエンザ専門薬を予防服用する必要はなかろう。
かねて風邪気味のときは、ニンニクをこってり利かせた焼き肉を食べるに限ると教わり、以来、風邪対策の特効薬代わりにしてきた。キムチは最近、寄生虫卵騒ぎで不評だが、なあに、かえって免疫力がつく。
ソース(東京新聞・筆洗)
脈絡の不明な文章が連なっており、しかも風邪とインフルエンザを混同したままで話をすすめ、最後には寄生虫の入ったキムチを食べれば「免疫力がつく」と言い放つ展開です
このようなコラムを書く、「頭の中に虫が湧いているような記者」が見識を誇示するのですから、物議を醸す結果となるのは明らかでしょう
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