中国で一番有名な日本人加藤嘉一 学歴詐称バレる
自称ジャーナリストで、「中国で一番有名な日本人」と形容される加藤嘉一については当ブログでも何度か取り上げています
その加藤嘉一が公表してきた学歴、経歴にウソがあると週刊文春が記事にしているのですが、その一方でなぜか中国メディアは加藤嘉一擁護の主張を展開しています
加藤氏の経歴詐称 外国人への友好的な態度を維持せよ
上記のサーチナの記事によれば、中国人民網が「『東京大学に合格したが、自ら入学を放棄した』あるいは『途中退学した』とする旨の発言は事実ではなく、『自身の稚拙で思慮に欠けた行動、傲慢かつ無知の所為で、皆様に誤解を与えてしまいましたことに、心より深くお詫び申し上げます』と詐称の事実を認めた」と指摘した上で、それでなお彼を信頼に足る人物だと持ち上げています
「当然、加藤氏はすぐさま謝罪を表明し、その態度は誠実であると言える。自分のコラムを支持してくれた人、講演に駆けつけてくれた人に対し、加藤氏は心から申し訳ないという気持ちを伝えた。当初から、加藤氏に対し、これほどの期待がなければ、中国の人びともここまで失望することはなかったのかもしれない」などと破格の扱いで、彼の誠実さを強調するという姿勢です
加藤嘉一の学歴、経歴があやしいとの指摘は随分と前からインターネットの世界で繰り返されていたもので、何を今更の感があります
順序が逆になりますが、学歴・経歴詐称を取り上げた週刊文春の元記事は以下のとおりです
「中国で一番有名な日本人」加藤嘉一氏に経歴詐称疑惑
それでも週刊プレーボーイは加藤嘉一の執筆するコラムを掲載していましたし、さまざまなメディアが「日中の架け橋となって活躍する新感覚の日本人」だと持ち上げ、彼の執筆する記事を掲載してきました
いかがわしい人物の素性を調べようとしなかった責任をメディアに押し付けるつもりはありませんが、他社と横並びでいかがわしい人物を持ち上げてきたメディアは見識のない「アホ」に見えます
さらにはそんな加藤嘉一を気色悪いほどに擁護する中国人民網(官制メディアであり、中国政府の意向を代弁する機関です)の姿勢は怪しさ満点です
要するに加藤嘉一は中国政府にとって都合の良い人物であり、中国政府が利用してきた人間だからなのでしょう。そしてまだまだ利用価値があると見ているからこそ、擁護していると推測されます
加藤嘉一は中国メディアに日本や日本人を批判する記事を書いて人気を得た人物です。つまり「反日」で商売をしてきたわけです。日本のメディア向けに書く記事ではさりげなく中国批判も織り交ぜていますが加藤嘉一が中国を批判するのは、「中国サッカーだけ」と言われるほどです
このような人物が書く記事が、本当に信頼に足るものとして読者に提供できるのか、日本のメディアはよくよく考えて加藤嘉一を扱うべきでしょう
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