鳥取のまんが博 目標300万人動員も大コケ
今年8月4日から11月25日まで、鳥取県内でまんがをテーマにした地方博覧会が開催されてるのですが、観客動員が目標を大きく下回る結果になりそうだ、と報じられています
博覧会事務局は日々の来場者は公表せず、実態をひた隠しにしているようです
しかし、博覧会の終了とともに来場者数を発表する必要があります
このイベントには鳥取県から約10億円、国から約3億円の税金が投入されているわけであり、大失敗となれば責任論が取り沙汰されるのは必定です
鳥取で開催中のまんが博が大コケ?
記事の中で紹介されているまとめサイトは以下のようとおりです
税金10億投入した鳥取「国際まんが博」の悲惨すぎる内容
グダグダ感が漂っています。この手の催し物はどこかのイベント会社に丸投げして行う気もするのですが、どうなのでしょうか?
さらに鳥取をアピールするイベントであり、日本の漫画をアピールする目的なのに、8000万円を払ってディズニーキャラクターの使用権を獲得したというところにも迷走振りが現れています。広告代理店電通の提案なのだとか
「国際まんが博」だしディズニーキャラの使用もあり、との理屈なのでしょうか?
この主のイベントの多くは地方自治体が開催の母体ないし、後見人です
しかし、失敗に終わっても検証などほとんど行われないのでしょう。地方官僚にすれば自分たちの失敗をあれこれ掘り返され、指摘されるのは不快の極みであり、イベント終了とともに忘れてもらいたいのでしょうから
ただし、13億円の税金を投入したからにはその運営実態・結果をうやむやにはできません。きちんと問題点を洗い出し、同じ失敗を繰り返さぬよう改善の方向性くらいは目処をつけておくべきです
「まんが王国鳥取」を自称しており、今後も同種のイベントを開催する気満々のようなので、なおさらです
来場者数をごまかして幕引きを図る姑息な真似はやめてもらいたいものです
思ったほど来場者が見込めない【国際まんが博】
300万人の動員を目指したイベントの初日来場者は約5500人にすぎなかった、と指摘されています
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