東京都知事選 後出しジャンケン大会
11月1日からウェブリブログが長期間のメンテナンスに入ったため、記事の投稿ができませんでした。その間、別のところに退避ブログを設けていました
メンテナンスも終わったようで、久し振りに我が家へもどってきた感があります今後とも引き続き当ブログを訪問していただければ幸いです
石原東京都知事の突然の辞任により知事選挙が行われるのですが、立候補を表明する人物がなかなか現れません
これは前回の都知事選挙で他の候補者が出揃った後に、「やっぱりオレが出る」と引退表明を覆し立候補し石原都知事が圧勝した経緯があり、後出しジャンケンの方が有利、と見なされているためなのだとか
民主党は退潮現象に歯止めをかけるため、是非とも独自候補を擁立して党の存在をアピールしなければならないところです。石原都政との違いを政策として提示するのは難しいわけではなく、むしろ石原都政が突出すぎていた分、方向転換を示すのは容易だと思われます
ただし、石原都政を全面否定するような政策を掲げたところで、都民の支持を得られるかは難しいのかもしれません
そんな折り、都知事選出馬を噂された脳科学者茂木健一郎が石原都知事とそっくりのスローガンを提唱し、注目を集めています
茂木健一郎は「日本の選択」という政策勉強会を主宰しており、政治の世界に片足を突っ込んでいます。しかし、「東京から日本を変える」との発言も石原都知事の発想と同じであり、独自色はありません
茂木健一郎にすれば、「表現が同じでも政策の中身は違う」と言いたいのでしょう
しかし、短期間の選挙戦で政策の中身を熟知してもらうのは難しく、いかに有権者の印象に残るアピールをするかが重要です。そこで石原都知事と寸分たがわぬメッセージを乱発するのはいかがなものか、と思ってしまいます。
「石原都政を継承する」と宣言するのならそれもありですが
せっかく政策勉強会をやっているのに、茂木健一郎の口から出るのが石原語録のコピーというのは情けない話だと感じたので取り上げました
ちなみに茂木健一郎には脱税で摘発されたという傷があり、立候補すれば当然蒸し返されるでしょう
一部には前回の都知事選挙で敗れた東国原元県知事の立候補も噂されています。
それでも都知事を目指すのか、国政を目指すのか、フラフラしている東国原元知事に期待する人がどれだけいるか、疑問です
(関連記事)
都知事選 細川候補敗戦の弁
いまさら都知事選に出る細川元首相 応援する菅直人
猪瀬都知事辞任で来年は都知事選挙
東国原議員が職場放棄 議員辞職へ
猪瀬都知事 徳洲会から借りた5000万円
石原慎太郎「太陽の党」結成も、選挙後は解党か?
京都大学カンニング事件 脳科学者茂木健一郎大暴れ
京大カンニング犯を英雄視する上杉隆、茂木健一郎
「俳優高岡蒼甫のフジテレビ批判」を批判する脳科学者
統一地方選挙 民主党敗北
東国原知事、国政進出を断念