石原慎太郎「太陽の党」結成も、選挙後は解党か?
石原新党と呼ばれる構想が長くくすぶっていたわけですが、都知事辞任から国政復帰宣言を経て、11月13日にようやく「太陽の党」結成へと踏み出しました
前回の東京都知事選挙で石原人気を再確認する結果になったものの、国政選挙レベルでどれだけ票が取れるか、議席を確保できるかは疑問です
また、維新などとの連携や選挙協力もまだ具体化しておらず、これからです
野田首相が16日に解散すると宣言したわけですから、事実上、衆議院選挙は始まったものと言えます
第三極の結集を目指すと宣言しているいくつものミニ政党が、選挙の洗礼を受けて議席を伸ばし、本当の第三極として誕生できるのでしょうか?
敢えて予想するなら自民党が大勝して議席を伸ばす一方で、維新にしても「太陽の党」にしても議席は大して増やせず、選挙後もミニ政党のままという姿が想像されます
第三極を主張する政党が、その立場に見合うだけの議席を確保できないのなら埋没するか、政権党に擦り寄って形ばかりの連立を組むしかないのでしょう
「太陽の党」も選挙後は解党して自民党に吸収されるのかもしれません
別の記事では「太陽の党」の名称について話題にしています
「太陽の党」のネーミング 「自分が中心、リーダーシップ感じる」…
石原慎太郎の小説「太陽の季節」は有名かもしれませんが、若い人たちにはピンとこないのでしょうし、読んでもいないと思われます
高齢の有権者の票を狙うのなら「太陽の党」でも構わないのでしょうが
政治の話題とは関係ありませんが、ネーミングセンスと思い浮かぶのが最近目にした「日本ドール公団」です
等身大フィギュアを愛好するマニアの集団が「日本ドール公団」を自称しているとのニュースがあり、思わず吹き出してしまいました
13体の“等身大ドール”と一緒に生活!? 神出鬼没の謎のサークル「日本ドール公団」を直撃!
確かに日本の政治は難問山積ではありますが、眼を三角にして批判・中傷を繰り返すだけでは疲れてしまいます。「日本ドール公団」を自称するくらいの諧謔精神も必要ではないかと思い、取り上げました
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