クビ確実の松坂大輔を操る妻

ボストン・レッドソックスと6年契約を結んでいた松坂大輔にとって、今年が最終年に当たります。6年契約で年俸総額60億円という破格のものでした
レッドソックスが引き続き松坂を起用するつもりであれば、シーズン中にでも契約更改の交渉をしていたはずで、それがなかったというのは契約更改の意志がない証でしょう
メジャーの他球団が松坂獲得に乗り出すかは不明であり、契約するにしても大幅な減俸は避けられません
日本球界への復帰も噂されますが、話はそう簡単ではなさそうです

柴田倫世 クビ危機の松坂大輔に「帰国は厳禁の鬼嫁指令」

妻の考えがどれだけ松坂の去就を左右するのかは、この記事だけで判断はできません
ただ、ボストンがアメリカ有数の教育環境の整った地であるのは事実で、こどもの教育を理由に妻とこどもがボストン居住に執着する可能性はあるのでしょう
マサチューセッツ州にはたとえばフィリップス・アカデミーのような有名私立高校があります。ブッシュ大統領親子の出身校であり、同志社大学の設立者新島襄も留学していた名門校で、毎年イェール大学などアメリカのトップクラスの大学に大勢の合格者を送り込んでいます
授業料は年500万円を超えると言われます(男女共学、全寮制)
松坂家が3人のこどもを一流のプレップスクール(私立高)に入学させるなら、3人で年に1500万円以上の教育費がかかる計算になります
妻としてはなんとしても夫大輔の尻を叩き、アメリカでの野球生活を1年での長く続けさせようとするのでしょう
とはいえ、今シーズンは11試合に登板して1勝7敗、防御率8.28という成績であり、とてもメジャーで先発投手として契約できる内容ではありません
せいぜいマイナー契約ができれば御の字です。その場合、メジャーリーグの最低保障年俸48万ドルを下回る契約しかできないと考えられます
かつてはニューヨーク・メッツに在籍していた新庄選手も、メジャー契約からマイナー契約に切り替えられ、年俸が29分の1に激減しています
松坂大輔の場合は既に受け取った巨額の年俸がありますので、妻がそのやりくりをしてアメリカ滞在生活を続けるつもりかのかもしれません

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