初音ミク 紅白歌合戦出場か?
「女性自身」の配信記事で、紅白歌合戦出場歌手の予想が展開されています
その中で、「サプライズ候補」として、「いまや『ファミリーマート』のCMにも出るようになったバーチャル・シンガー、初音ミクもいわゆる企画枠で“初出演”するかも。NHK『クローズアップ現代』の番組ディレクターが彼女のファンということもあり、NHKサイドが興味を示しているようです」と書かれています
NHK紅白2012速報「NHKディレクターが初音ミクに興味津々」
実現すれば時代を象徴する出来事だと言えます
問題はNHKにそこまでの決断が下せるかどうかでしょう
ここから先は勝手な憶測であり、根拠はありませんので、読み飛ばしていただいて構いません
例えば声優で歌手でもある平野綾が和田アキ子の番組に出演した際、歌手という扱いはされず単なるイロモノ扱いされた事件がありました
平野綾の声優人生が全否定された? アッコ「涼宮ハルヒ」なんて誰も知らない
和田アキ子を悪玉にする気はありませんが、典型的な「自分が知らないものは価値がない。意義はない」という思考です
アニメの主題歌がオリコンチャートの1位を獲得しても、「そんなものは知らない」と頭ごなしに否定し、価値はないと決めつけて平気な顔をしているおじさん、おばさんの考えと同じです
そしてNHKの一般的な視聴者である中高年の男女も、それに近い考えの持ち主が多いと推測されるわけです
上記の事例を参照すれば、和田アキ子のような存在が「初音ミクなんて知らない。そんな歌手でもないものを紅白に出すな」との意見を吐く可能性が大いに考えられます
ヒット曲が出なくて困っているベテラン歌手たちが紅白返り咲きに必死になっているのですから、その貴重な出場枠を人間ならざるコンピューターソフトに占められる事態を、平然と受け入れられるはずがありません
NHK側に反発の声を封じ込め、仕切るだけの力があるのなら初音ミク出演を実現できるのでしょうが
さて、上記の「女性自身」の記事を配信しているヤフーのニュースサイトのコメント欄でも、「ボーカロイドが歌手に取って代わるのは、音楽が音楽としての存在意義を失うとき。DTMなんてのは所詮間に合わせに過ぎない」と頭ごなしに否定する意見が書き込まれています
ボーカロイドが音楽の存在意義を否定するなどという考えは不可解ですし、どのような理屈なのかさっぱり分かりません。「音楽が音楽としての存在意義を失う」とは、何を指し示しているのでしょうか?
どのような楽器で楽曲を演奏しても、鼻歌であっても、音楽を否定しているとは言えません。なぜボーカロイドに限って音楽の存在意義を否定する事態になるのか、じっくりと説明を訊きたいものです
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