尖閣・竹島問題で村上春樹が朝日新聞に寄稿

作家村上春樹が尖閣諸島や竹島を巡るいさかいについて、朝日新聞に長文のエッセイを寄稿したそうです

村上春樹さんが朝日新聞に寄稿 文化交流の破壊を危惧

朝日新聞のウェッブサイトに全文が掲載されているのですが、有料購読会員に登録しないと閲覧できません(そこは朝日新聞も商売でやっているのですから、とやかくは言いません)
しかし、文化交流の破壊しているのはどう見ても中国であり、韓国の側です
中国では日本人の著作が書店から姿を消したと言われています(本日付けの報道によれば書店の店頭に戻されたそうですが)
中国政府が政治的な意図を持ってやっているのは明らかです。他方で、日本の書店が中国関連の書籍を店頭から撤去したりはしません
日本国内で中国人の経営する商店を焼き討ちしたり、中国人留学生を殴るといった事件も起きていません
中国が騒ぐほどに未開で非文明的な行動に走るわけであり、自らの愚かさを世界に晒しているのです。それで日本を屈服させられると考えているとこが常軌を逸しています
村上春樹も心配するのであれば、中国人の下品な行動が世界の人の目にどう映っているかをもっと率直に表現し、「馬鹿な真似はやめなさい」と諭すべきでしょう。それがやさしさというものです
尖閣諸島問題を堂々と解決したいのであれば、中国は日本とともに国際司法裁判所へ申し立て、判断を仰げばよいのです。中国にそれだけの覚悟はないのでしょう
さて、話は逸れてしまいますが文化交流にちなんで少し付け加えます。近年、中国の現代美術作品の価格が急騰し、「世界の美術界が中国現代美術の価値にようやく気がついた」と言わました。しかし、日本の公立美術館や個人コレクターは中国現代美術作品の購入に消極的であたっため、「日本はバスに乗り遅れている」と言われたんものです
しかしこの傾向もリーマン・ショックで様変わりしてしまいました。リーマン・ブラザーズなどアメリカ金融資本の経営者たちが多額の資金で現代中国美術作品を買い漁っていただけで、投機目的のバブルにすぎないと露呈したからです
結局、現代中国美術作品は暴落し、買い手がつかない状態にまで落ち込んでしまいました。天下を取ったがごとく自信満々だった中国の美術作家たちも、作品が売れなくなってしまい、自分たちが単に投機の対象にされていただけと気がついたのでしょう
文化交流は派手なイベントを成功させるのが狙いではありません。地道に互いの価値観や人生観を学ぶ行為です。中国や韓国が日本を見下し、日本から学ぼうとしなくなるのは勝手ですが、彼らが失うものはとても大きいと自分は思います

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