市井紗耶香主演日中友好映画 上映中止
元モーニング娘。の市井紗耶香が主演した日中友好４０周年記念映画「明日に架ける愛」について、以前にも取り上げたところです
この作品の中国での公開が、尖閣諸島問題の影響で中止されたと報道されています。女優業で復活をかけた市井紗耶香にとっては踏んだり蹴ったりの話でしょう
市井紗耶香主演の日中友好映画 中国で上映延期
「延期であって中止ではない」と強弁していますが、このままでは一般公開の可能性は皆無でしょう
日本では３月に公開されたものの、興行成績は不明です。話題になったという記憶もありません
予告編は以下のようになっています
日中友好40周年記念 『明日に架ける愛』
これで一般ウケを狙うのは不可能と言える内容です。主演の市井紗耶香に魅力はありませんし、話題になるほど目新しさがあるわけもなく、平凡なストーリーです
ファッション業界で活躍する女性というのが市井紗耶香演じる主人公で、北京で開催された「Tokyo Girls Collection」を物語の舞台に使っているのだそうです
それでも、「日中の若者が互いに理解し合い、手を携えて、未来に向かって進もうとする」内容で無理やり撮った映画のように感じられます
だからといって、「宇宙人が侵略してくる」とか、「ゾンビに街が襲われる」といった内容の映画にするわけにはいかなかったのでしょう
ここは無難にパンダでも１時間映しておけば、日中の政治問題に巻き込まれずに済んだと思いますが
今回の上映延期で、日中間の友好などいかに脆く、儚いものであるかを如実に示す結果を示したのですから、日中友好４０周年記念作品としての役割は十分に果たせたと言うべきでしょう（皮肉のつもりです）
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