アニメ「マダガスカル3」 宣伝効果なく苦戦
「泣く子も黙る」アメリカのアニメ大手、ドリームワークスが制作した「マダガスカル3」ですが、興業がスタートしたものの苦戦を強いられているのは明らかです
前作の興行成績と比較してみましょう
第一作の「マダガスカル」が日本で公開されたのは2005年8月で、326スクリーンという規模でした。最初の週の興行収入は3億1百万円。最終は20億円ほどですまずまずのヒット作だったと言えます
続編の「マダガスカル2」の公開は2009年3月で、302スクリーンで上映されたものの客の入りは芳しくなく、最終的のは10億円ほどの興行収入で終わっています
前作ほどのインパクトもなく、興行収入は半減してしまいました
そして今回の「マダガスカル3」です。全国540スクリーンという無茶な規模で公開されており、興行収入は最低でも30億円を狙っているように見えます
しかし、これまでのところ客の入りはいまいちであり、興業収入も3億円を超えたところです。このままでは3週目でトップテンから外れ、4週目で上映打ち切りでしょう
前作の結果を考えれば、540スクリーンにも規模を拡大して上映するのは勝てない博打をするようなものです
先日も当ブログで取り上げた「メリダとおそろしの森」のように、AKB48の大島優子を主役の吹き替えに起用し、全国563スクリーンで公開したにも関わらず興行収入が5億円ほどで終了という、大コケした例があります
「マダガスカル3」もこのままでは、6億円から7億円程度の興行収入にとどまるではないかと予想されます
マダガスカル3 予告編
ピクサーのアニメだから、ドリームワークスのアニメだから、といって常に大ヒットするとは限りませんし、ヒット作の続編だから同じくらい稼げると決まっているはずもありません
ドリームワークスはそれでも「マダガスカル4」を手がけるのでしょうか?
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