大コケ ピクサーアニメ「メリダとおそろしの森」
この夏、ファミリー向けアニメとして鳴り物入りで封切られたピクサーの劇場版アニメーション「メリダとおそろしの森」ですが、第1週目の興行収入が1億4700万円という結果でした
全国563スクリーンという公開規模からすれば、随分と見劣りのする結果です
関係者は青ざめているのではないでしょうか?
比較のため、幾つかのデータを並べてみましょう
映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~359スクリーン 第1週の興行収入5億5200万円
名探偵コナン 11人目のストライカー351スクリーン 第1週の興行収入6億2900万円
映画 プリキュアオールスターズ New Stage みらいのともだち 172スクリーン 第1週の興業収入1億9500万円
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 50スクリーン 第1週の興業収入1億2200万円
今年公開された劇場版アニメーションとの比較です
天下のピクサーの大作が、172スクリーンという小規模公開の「プリキュア」に負けている現実を見れば「メリダとおそろしの森」が大コケしたとの指摘も納得していだだけるのではないでしょうか?
最近のコケっぷりで言うなら、「ジョン・カーター」が全国692スクリーンで公開されながら第1週で1億8200万円にとどまり、3週目にはベストテン圏外に落ちるという歴史的な大敗があります。最終的な興業収入は4億円少々「メリダとおそろしの森」が今後観客を増やせるのかどうかは不明ですが、このままでは5億円にも届かないまま打ち切りになるかもしれません
公開前は各メディアも好意的に取り上げており、「大ヒット間違いない」の扱いでした
業界の最先端をゆくピクサーの初挑戦『メリダとおそろしの森』
映画『メリダとおそろしの森』予告編映像
主役の声にはAKB48の大島優子を起用。そのため芸能マスコミも随分と報道という名の宣言に加担していました
それでもコケたのには理由があります
脚本を担当しているのは上記の大コケ映画「ジョン・カーター」も手がけたマーク・アンドリュースです。監督は当初ブレンダ・チャップマンでしたが、制作上の意見の食い違いで監督を降ろされ、脚本担当のマーク・アンドリュースが監督を引き継ぎました
予告編やいくつかの報道を見る限り、従来のピクサー作品のようなほのぼのしたドラマやコメディではなく、かなりシリアスな内容です
要するに夏休みに家族で楽しむには話が重くて暗い、との印象を与えてしまい、それが観客から敬遠される理由ではないかと思われます
まあ、芸能マスコミは決して「メリダとおそろしの森」がコケた理由など検証しませんし、関心もないのでしょう
アメリカ企業の巧みなマーケティングを礼賛する経済マスコミもアニメーションには関心がありませんから、この失敗例をわざわざ取り上げたりはしないのでしょう
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