中国のSFアクションアニメ「月塵」の紹介
ニコニコ動画にアップされている中国のアニメーション「月塵」を紹介します
ニコニコ動画のコメントは以下のようになっており、日本語として通じない内容です。おそらく中国の人が機械翻訳を使ってコメントしたのでしょう
あなた達の見るところのようです、中国のネット友達は自分で他の人のものに及ばないことに対してこれまで誇示することはでき(ありえ)なくて、行って誇張して、もしあなた達はどうしていいえ自分で中国のネット友達の評論を少し見ることを信じませんならばか? 馬の蘭の事は完全に悪意者が是非を引き起こしたいので、中国はこの作品が宮崎駿を上回ることができると思っている誰がありません
「馬の蘭の事は…」と書かれているのは、一部のメディアが2009年に「宮崎駿の作品を超える中国アニメーション『馬蘭花』がすごい」と報じ、日本で袋叩きに遭った事件を指しているのでしょう
「馬蘭花」は悪意のある報道の結果であり、あの作品で宮崎駿を超えたなどと中国のアニメファンは思ってもいない、と言いたいようです
さてそんなアップ主が「月塵」というアニメをニコニコ動画で紹介したのは、やはり中国のアニメーション作品を日本で評価してもらいたいとの意図からでしょう
これだけではどんな作品なのか分かりませんので、検索してみました
「月塵」で検索してもヒットする情報がないため、中国の簡字体の表記「月尘」で検索すると、多くの情報がヒットします
2166年という未来を舞台に、人口の膨張と資源の枯渇に苦しむ地球から移住の可能性の惑星を求めて旅立った宇宙船の乗組員が、未知の知的生命体と接触するという物語です
キャラクターデザインはどこか「ガンダムSEED」風だったりして、日本のアニメーションを真似ていると分かります
中国のアニメーションファンの意見としては、舞台設定やキャラクターはよいのだが、物語がダメダメな残念な作品、と指摘する声もあり、評価はいまいちのようです。成功した作品とまでは言えないのでしょう
中国の動画サイトでは全13話が視聴できます
何話か視聴したのですが、物語がグダグダで見ているのが正直辛いところがあります。各話ごとに見せ場、山場というものがなく、作画も驚くほど稚拙な部分があり、全体としては高いクオリティを保っているとは言い難い出来栄えです
第1話
物語も人物描写も薄っぺらで、とても日本のアニメーションファンの鑑賞にたえられる水準ではありません
画で見せ説明するのではなく、長々とセリフをしゃべらせているのも評価できないところです。第2話以降、続きを見ようと思う視聴者はいないでしょう
上記のようにニコニコ動画にアップした人物は、この作品を見た日本のアニメーションファンが、「中国のアニメはすごいね。かっこいい」と話題にしてくれるのを期待したのでしょう
しかし、「ああ、やっぱり中国のアニメっていまいちなんだよな」と言われる程度のクオリティであり、これではとても日本で放送するなど不可能です
仮に日本でテレビ放映しようものなら、第一話放送後「こんなもの、放送するレベルの作品じゃない」抗議が殺到すると思われます
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