政治家小沢一郎 泥沼離婚騒動の続報

週刊文春が小沢一郎夫人の「離縁状」を掲載し、世間を驚かせたばかりですが、今度は週刊ポストがその離婚騒動の内情について記事を掲載しています
記事を読む限り、夫人が精神に異常をきたしていると決めつける内容です

小沢一郎・元代表と和子夫人 「離婚報道」に至るまでの経緯

現実の和子は、ますます猜疑心や妄想にとらわれるようになり、最も信頼している次男以外の言葉は受け入れないほどに憔悴を見せるようになった。いきなり秘書に小沢のスケジュールを詳細に報告させ、その立ち寄り先に片端から連絡して、「小沢は本当にそこに行ったのか」と詰め寄る異常な行動が周囲を驚かせる事件も起きた。


と、夫人の常軌を逸した行動を例に挙げ、精神に異常をきたしていると決めつけた上で(離縁状にあるような)事実無根の小沢一郎批判を口走っていると週刊ポストは主張したいようです
小沢一郎の側近、秘書の誰かが週刊ポスト側にこうした話をしたのでしょう
その一方で小沢一郎本人については、「自分の内面、ましてや家庭の“阿鼻叫喚(あびきょうかん)”の様を語ることなどありえない。内なる葛藤を抱えながら小沢は政権奪取にひた走った。それを止めることは誰にもできない。それこそ小沢における政治家の摂理なのだ。夫婦の関係は難しくなるばかりだった」と書いているのですから、宣伝臭が鼻をつきます
今回の造反騒動を見ても、新党結成をさんざんほのめかした挙句、離党するかどうか決断できない小沢一郎に国民は何も期待していません
いったい小沢一郎の行動のどの辺りを指して「政治家の摂理」などと言えるのか、実に不思議な記事です
自民党を離党して以来、新しい政党を結成してはそれを潰して新たな政党を結成し、焼け太りのように政治資金をかき集めたものの、それを不動産投資に回して蓄財に励んできただけにしか見えません
今回、民主党を離党して新党を結成するのであればそれこそ私財を投げ打ち、保有している土地、屋敷を売り払ってでも結党資金を供出するくらいの覚悟を小沢一郎は示すべきでしょう。政治活動のため、いざというときのために政治資金で不動産を購入したと、小沢一郎は釈明していたのですから
それができないとすれば、小沢一郎が政治資金を私物化し、ひたすら己のために蓄財に励んできたと言って間違いないでしょう
話を戻して、今回の離婚騒動を考えます
夫人との関係を修復する機会はこれまでに何度もあったはずですが、なぜそれができなかったのか、週刊ポストの記事は直接触れようとしません
「夫人が敷地内に別棟を建て、引きこもってしまったから」という状況説明だけでは説得力がなく、「隠し子の件が夫婦関係を険悪化させ、修復不可能な状況」に至らしめたとする週刊文春の報道の方が納得できます
この週刊ポストの、「小沢一郎擁護」の記事に対する批判を紹介します

小沢擁護『ポスト』の無理筋

政治家小沢一郎を擁護するのは勝手ですが、あまりに説得力の欠ける、情状酌量を求めるような主張を並べるのはかえって逆効果でしょう

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